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召喚7

着替えを終えた俺は矢那さんの支度が終わるのをしばらく待つことになった。

鏡(正確には魔法で出来た水面の反射を利用する魔法道具)で自分の姿を確認するが…派手すぎる。

これで人前に出る恥ずかしさを事前になんとか和らげようと瞑想っぽいことをしていると、メイドに呼び出された。

(更にいらん恥を…。)

メイドに連れられて廊下を歩くと、途中で矢那さんを連れたメイドと合流した。

「や、矢那さん。いや、困っちゃうよね。こんな派手なふ…く……。」

俺が事前に考えた恥ずかしさをごまかすセリフを早口で言いながら、ようやく矢那さんの姿を俺の脳が処理する。

当然ながら矢那さんも俺と同様に着飾っていた。

派手な装飾こそないが、繊細な刺繍が全体を引き締めている白いドレス。顔にはナチュラルメイクが成されている。

「あの…。ちょっと恥ずかしい…かな。そんなに見つめられると。」

思わず見惚れていると、照れたように矢那さんが言う。

若干頬が赤い気さえする。

「あ、ごめん。」

思わず目を逸らすが、そらしすぎて逆にどう戻したもんかわからなくなる。

「あの…。真田君、かっこいいね。」

「あ、ありがとう。や、矢那さんもすごく似合ってるよ!」

などと、自分の恥ずかしさを誤魔化すために相手を褒めるやり取りをし続けた。



隣にメイドたちがいることに気付いたのは、咳払いがしてからだった。

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