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召喚6

世界を救う、その共通した目標を持った俺達は、まずはメイド達に引き連れられて衣装替えをすることとなった。


世界が滅ぶかもしれないっていうときに、俺達の歓迎会なんてやってる場合ではないと思うのだが、矢那さん曰く

「こうやってみんなに希望を与えるのも勇者の仕事」らしい。

そういうわけで二人分かれて着替えることとなったのだが…


「勇者様にはこちらの衣装をご用意させていただきました。」

「は、はぁ。」

メイドの説明に生返事になる俺。

いや、だって異世界のファッションとかわからないし。

…すみません、元の世界のファッションも怪しいです。

俺の目の前には白地に金の刺繍が施された、こう…なんか豪華そうな服。きっとイケメンなんかが着ると白馬の王子様みたいになるに違いない。

「これどうやって着るんだ…。」

そんな服を着せられるということより、着方がわからないという問題のほうが先に立ってしまった。

「では、失礼いたします。」

俺が棒立ちになっていると、後ろからメイドが声をかける。

一体なんの事かと思った瞬間、メイド達の手が俺の制服に伸びた。

「え?あ、いや。自分で脱げますから!」

「そうですか?では。」

俺が必死に訴えるとメイドたちは意外にもすぐに引き下がった。(別にちょっと残念とか思ってない)

しかし、目線を俺から動かすことはない。そんな視線の中ストリップができるはずもなく動けずいると

「やはり、失礼させていただきます。」

業を煮やしたのかメイドたちが再び動き出す。


ここからのことは高校生の俺が描写するにはあまりに恥ずかしいことだった、とだけ言っておこう。

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