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魔法と剣と俺だけ銃の世界  作者: 俺のだけのバリアフリー
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地獄

いつも読んでくださってありがとうございます。

アドバイスや指摘などあれば教えてくださるとうれしいです、表現や物語を考える事が苦手ですが頑張って書いていきたいなって思ってます。


一夜明けた朝、昨日レンにも説明した通り一人でDPを稼ぎに行く。

レンも連れて行って足りないDPをゲットしたらすぐに使って目を治してもいいのだが病み上がりの女の子をいきなり戦闘に連れて行くのは少し心配なので今日もレンはお留守番だ


「じゃあ大人しく留守番しとくんだぞ めいれ」

「命令しなくても留守番くらい出来ますよ! 行ってらっしゃいませご主人様」

「帰ったら目の治療な!じゃねー」


むふふ、行ってらっしゃいませご主人様だって!夢の様だなぁ。 サクッとやってきますか!


普通では言われない事を言って送り出された俺は上機嫌でダンジョンに向かう。




ダンジョンの入り口につくといつもは人が居ても数人なのになぜか今日は10人以上いる。


「おいどうするんだよ」

「でもなぁ」


何やら神妙な顔で話している冒険者達を避けて入り口に行くと冒険者ではなくスーツの様な服装・・・そう冒険者ギルドの制服を着た男数人と兵士が二人程話し込んでいた。


「どうかしたんですか?」


こうも入り口の目の前で固まられると中に入れないし、何よりも気になるので近くにいた兵士に聞いてみる。


「ああ、なんでも10層のボスが復活したみたいでね。 10層より深くに行けないばかりか敵が大量発生してボスまでいけないんだよ」

「10層より深くに行ってる冒険者に倒して貰えばいいんじゃないですか?」

「簡単に言うけどねぇ、道中の凶暴化しているモンスターから見てもボスは20層くらいの強さらしくてね。 今ギルドから討伐依頼と軍への出動要請を検討しているところだ、ついさっき依頼を受けて入って行った冒険者達が戻ってこなければ軍に要請するつもりだよ。 だからしばらくはここには入らない方がいいさぁ帰った帰った」


そう言って兵士はまた話に戻って行ってしまった。


うーん、20層の敵と戦うのは流石に怖い。 だけど道中の大量発生したモンスターと言うのは大変興味がある。

依頼を受けて入って道中で稼いだ後に退避したと言えば・・・情けないかもしれないけど20層の敵だからな。よしこれだ


「なんだまたお前か」


そうと決めた俺はまたダンジョンの入り口まで来た


「その依頼受けようと思ってな」

「防具もつけてないじゃないかお前、バカな事言ってないで帰った帰った」


シッシと手を振っていた兵士だが俺が取り出した杖を見せると顔が変わった。


「それは杖・・・か」

「ああ、メイジゴブリンの杖だ。 俺は先日の奴隷商人襲撃のゴブリンを倒したんだ、これで依頼を受けていいな?」

「まってろ」


兵士は男性のギルド職員を連れてきて先ほどまでのいきさつを説明してくれる。


「なるどほ、分かったメイジゴブリンとその集団を一人で撃退したとなれば申し分ない、依頼の報酬だが金貨一枚だが先に討伐に向かった冒険者たちと一緒に倒したのなら報酬は山分けになる。それでもいいな?」

「ああ」


もちろんだ、ボスと戦う気はないからな。

男達と兵士たちが道を開けてくれ、魔法陣で10層に入った。



相変わらずダンジョンの中はただの洞窟の様でいきなり連れてこられたら何層か分からなくなりそうな光景だ。

初期地点からモンスターの死体が落ちていたので近づいて確認してみると剣で切られた獣と真っ二つになっている灰色のでっかな鳥を見つける、死体はもっと奥まで所々に落ちている。


「お金が落ちてるぜ!もーらい」


他の冒険者ではただの荷物になるモンスターでもアイテムボックスに大量にしまえる俺からしたらモンスターの死体は金の塊だ、死体をアイテムボックスに片っ端から入れて道なりに進んでいく。

落ちている死体は大きな鳥と5層でも居た狼と亀の様に固い甲羅を背負ったモンスターに、後はいつものゴブリンだ。



倒され方は様々で剣で切られて居たり真っ黒に燃やされて居たり、ただの肉片になっている敵も居た。


ただ死体を回収しながら歩いていると少し遠くに黒い球体が出現する。



なんだあれ


武器を構えながら歩くスピードを落とす。

グリップを握ってサイトは球体に合わせながら左手でハンドガンとナイフの装備を触って確認してからAK47の薬室に弾が入っているかコッキングレバーを半分だけずらして中を確認する。


黒い球体の中から先ほどから死体として転がっていた亀が出現し、続けて狼モドキが2体ゴブリンが3体現れる。 どうやら敵が湧いてきたようだ黒い球体はそう言う意味があるらしい

幸いなことに鳥は居ないので正面だけに集中できる。

まだ距離があるので様子を見ようと身を屈めるといきなり狼モドキがこちらにダッシュしてくる。


「え!?」


慌てて引き金に指をかけてタップ撃ちを開始する。


パパパ パパパ


足に命中したらしく血を流しながらスライディングするように敵が顔面から倒れるが痛みが無いようにまだこちらに這いつくばって向かってくる、これが凶暴化と言う奴か。

もし接近戦でいきなりこんな反応を見せれられていれば何かのヘマをしていたかもれしない、銃様様だ。


パパパ パパパ


こちらにまだ向かってくる狼モドキ2体の頭を撃ち絶命させる。

後ろから狼モドキほど早くはないがゴブリン3体が走ってきている、その後ろに亀がのそのそと歩いてきている。


体制はそのままで続けてゴブリン3体を素早く始末して最後尾の亀に残りの弾を撃ちこむが固い甲羅にあたり弾かれてしまう。

弾切れを起こし、まだ距離があると思いリロードをしていると急に亀の頭が凄いスピードで伸びてくる。


「うわあ!?」


咄嗟にマガジンをまだはめていない銃身で亀の頭の軌道を反らすが同時にAK47を飛ばされてしまうが亀の首を掴みホルスターからハンドガンを取り出しゼロ距離で乱射する。


パンパンパンパンパンパンカチッ!カチッ!


流石にやらかい首にはダメージが入るらしく捕まえていた右手から右肩にかけて亀の血で赤く染まっていく。

すぐにハンドガンのリロードを終えて他の敵は居ないか再度確認をした後AK47の回収をしてから死体を回収した。



今のは危なかった、咄嗟にAKで軌道を反らしていなかった今頃俺の首は奴の腹の中だっただろう、しかし首が伸びて攻撃してくると言う事が分かれば問題ない。

首の攻撃範囲に入る前に片づけるだけのこと。 遠距離攻撃は俺の専売特許だ  厳密には銃の だが



それにしても折角買った服が血まみれになってしまったなぁ


昨日レンが折角選んでくれた灰色のシャツと肩掛けパンツが真っ赤になってしまった。

手についた血はもう乾いて固まりつつあるのでこすって落とせば少しはましになるが服はもう仕方がない。

AKのリロードを終わらせてまた奥へと進んでいく。






道中何度か黒い球に出会いモンスターの出現と遭遇してすべて倒してきた、一番やっかいなのはスピードの速い狼と鳥だ。 

鳥は空を飛んでヒラリヒラリと動くので狙いがつけにくい、もし鳥が一体だけで出てきたのなら苦労なんてしないのだが同時に襲ってくる狼や亀が居るのでめんどくさかった。


歩いていると分かれ道が見えてきた、よく目を凝らすと片方の道にはモンスターの死体、もう片方の道には死体が無かった。

恐らく先に入った冒険者の集団は死体のある道に行ったんだろう、もちろん俺からしたらお金が道に落ちている感覚なので死体がある方へと歩いて行くと少し大きめの部屋に出た。


部屋には何本もに道が枝分かれしているのが見える、その部屋の中央と奥の方に倒れている人影を見つけた。

近寄ってみると装備からして冒険者、それも血もまだ固まって居ない所を見るとこいつらが先に入った冒険者なんだろう、そうなるとこの広い部屋はまずい。


そう思い来た道へと走って戻ったが遅かった。

俺が入って来た道は俺の目の前で地面が盛り上がり塞がれてしまった。


後方からズドンと言う何か思い音が聞こえ、亀が落ちてきた。

そう大量に。


ズドドドドドドドドドドドドドドドン!


爆竹を爆発させたかと思うような連続の落下音、辺り一面に広がる亀亀亀亀亀亀亀亀亀亀亀亀亀亀まさに亀地獄だ。


「ま、まじかよ」


どこか逃げ道はないか、あるとしても奥にある枝分かれしている道だけだそこに行くにはこの亀の大群を通っていかないといけない。


何かいい手はないかと考えていたがそんな余裕はくれないようだ

何十匹と居る亀の一斉攻撃、数え切れないほどの首が伸びてきた、それをジャンプで避け壁に掴まりながら俺が立っていた場所の地面を抉って刺さっている一点に集まっている首をAK47のフルオートで薙ぎ払う。


パパパパパパパパパパパパパパパパ


何匹かの亀の叫び声が聞こえるがほとんどの首は元に戻っていく、それと交代するように同時に後方の亀からの攻撃が俺を襲う。

攻撃を避け壁に刺さる首を足場にあえて亀の方へと進んでいく、その間にリロードを終わらせ首に乗るごとに足場にした首へと弾切れまで数発づつ銃弾を撃ち込む。


一定の距離まで進むと思いっきりジャンプする、ジャンプの踏み台になった首はあまりの力に肉が抉れボキッと骨が折れる音がする。 ジャンプ中に逆さになりながらAKをリロードする時間が無かったのでハンドガンで自分が通った道にある首を撃っていく。


パンパンパンパン


スタッ


着地と同時に左手でハンドガンをホルスターに直しながら右手でナイフを使い首を根元から切り落としながら奥へ奥へと進んでいく。


あと少し!!


「どけえええええええ!」


部屋の奥、分かれている道に入るともう正面に亀は居ない後ろから俺を追ってくるだけだ、そのまま道の奥へと進んでいった。



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