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終末電脳バロック

作者:OwlKeyNote
終末電脳バロック』
——全17話・毎日更新——

人類は肉体を捨て、仮想楽園〈ニューロ・アーカイブ〉に移住した。
そこでは、都市も、芸術も、すべてが理想のままに創られるはずだった——。

しかし、「美」を奪うウイルス《アノマリー・ゼロ》が拡散。
色彩が消え、名画は崩れ、音楽はノイズに埋もれた。
人々は自分の顔すら識別できなくなり、仮面の都《アノニマス》が生まれる。
形だけの演劇が続く劇場都市《オルフェウス》、
違法に改造された身体が並ぶ《バベルの路地》。
かつて“美”が存在した世界は、すでにその意味すら忘れていた。

そんな世界で、ただ一人、
美を「感じる」ことができる少女がいた。

リリア・ヴァレンティヌス——“最後の芸術家”。

彼女は、失われた美を求めて旅をする。
すべての美の原型を宿すというデータ**《バロック・コード》**を追いながら——。

だが、旅を続けるうちに、彼女は気づく。

「私が探している“美”とは、一体何なの?」

これは、消えゆく電脳世界の果てで、
「美とは何か?」を問い続けた少女の物語。
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