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冒険者パーティーを追放された俺、実は生産スキルが勇者のスキルより強かった  作者: 月兎
第1章

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20/23

19. 変えられないものの代償

 ...................



「警告................ 警告............. 再生プロセスを開始します............................... エラー........................ 再生プロセスを再試行します....................... エラー.................. 再生プロセスを再試行します......................... 成功.......... 4時間は動かずに横になっていることを推奨します..............」




「........................」


 レグルは冷たい石の床に横たわりながら、生命を維持することさえできないほどの重傷を、身体が治していくのを待っていた。半ば閉じられた少年の瞳には、エイレルの村人たちの姿が映っていた。


 一時間ほどすると、村人たちは次々と意識を取り戻し始めた。



「頭が痛い……」


「ここは……どこだ?」

「姉ちゃん! 無事でよかった!」


 どうやら無事に終わったようだった。ただ一つ、レグルはブランの姿を目で探していたが、見つけることができなかった。立ち上がって探しに行くどころか、声を出して呼ぶ力すら残っていなかった。


 村人たちは起きたばかりの出来事に呆然としており、レグルの存在には気づいていなかった。しばらくして、その場にいた一人の男がようやく、傷だらけになったレグルの身体に気づいた。


「見ろ! おい、大丈夫か!?」



「こいつ、あの新入りだ! ブラン、見てくれ!」


 見覚えのある顔の男が姿を現した。ブランだった。彼は負傷したらしい若者を支えながら、こちらへ歩いてきた。


「レグル!? レグル!」


 ブランは慌ててレグルのもとへ駆け寄ると、彼の腕を自分の肩へ回そうとした。


「ま、待て……ブラン……」


 レグルの声は、かすれていて弱々しかった。


「みんなを村へ連れて行ってくれ……俺は、あとで自分で戻る……」

「何だって? 駄目だ! そんなことをしたら、ここで死んじまうぞ!」

「ブラン……俺を信じてくれ……。そうしないと、余計に悪いことになる……」



「でも……」


「先に行ってくれ……俺もすぐにエイレルへ戻る……」


 助け出された村人たちの中には、肩越しにレグルを振り返る者もいた。なぜかギルドの連中は、意識を失って倒れている人々には目もくれなかった。


 その様子を見て、レグルは改めて確信した。

 冒険者たちは、結局のところ金のために働いているのだ……。


「冒険者じゃなくなって、本当によかった……」


 時間はとても長く、退屈に過ぎていった。まるで時そのものが止まってしまったかのようだった。

 同じ場所に横たわったまま、身動き一つせずにいるのは、とても苦痛だった。


 しかし、立ち上がろうとしたり、少しでも身体を動かそうとしたりするたびに、頭の中で同じ声が繰り返し響いた。



「警告! 動かないでください! 警告! 動かないでください! 警告! 動かないでください! 警告! 動かないでください! 警告! 動かないでください! 警告! 動かないでください! 警告! 動かないでください! 警告! 動かないでください!」


 その声には次第に苛立ちを覚えるようになった。

 それでもレグルは、自分のスキルと頭の中に響くこの声がなければ、おそらく自分はすでに死んでいただろうと理解していた。

 あの冒険者たちに殺されるか……あるいは、王都で飢え死にしていたか。


 レグルは、自分が何人もの人間を殺したことを思い出した。



 ミニガンから放たれる弾丸の嵐を容赦なく彼らへ浴びせたのだ。

 そのミニガンがどこへ消えたのかは分からなかったが、レグルはそれについて深く考えようとはしなかった。



 すると、レグルの心は絶望に覆われた。


 自分が何をしているのかさえ分からなかった。

 今の彼にできることは、ただそこに横たわり、自分が殺した人々の亡骸を見つめ続けることだけだった。

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