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魔王はレベルをカンストさせれば余裕で倒せる

だが、レベルなんてものは無い。

スススススッ。


「、、、なん、、、」

「、、お、、え、、」


ススススススッ。


「ん?」

「今、何かいたか?」


「さあ?」

「俺は特に何も見なかったけど」


只今脱走中だよ。

いつまでも魔法の師匠のポケットに入ったままだと、バレちゃうかもしれないからね。

ポケットがずっと濡れたままだと、明らかにおかしいからね。

外は晴れなのに。


そう。

外は晴れなのだぁ。

この時間はまだ日照りじゃなかったはずなのに、なぜか空が晴れている。

ここは、私のいたところとは離れた場所なのかな?


スススススッ。


「ん?」

「今何か通ったか?」


「いや」

「特に何も見てないぞ」


「、、、ふぅん」

「そうか」


入口を通り抜け、外に出る。

探索しようかな。

面白いものがあるかもしれないし。


いや!でも、

今は転生に関する情報を集めるのが先だよね。

遊んでる時間はないね。

それなら、こんな離れた場所に居ないで、早く転生に関する情報がありそうな場所に行こう!


シュンッ!


瞬間移動をする。

やってきたのは、


(こんにちはぁ!)


「きゃっ!?」

「な、なにっ!?」


聖女ちゃんの所に来たよ。

聖女ちゃんも教会(?)の関係者みたいだし、知ってそうだから聞いてみる。

まずは、仲良くならないといけないなぁ。


「うそぉ!第1士官を殺せたなんて、」

「ありがとうお水さん!」


(どういたしましてぇ)


はい。

仲良くなれました。

流石は私。

それじゃあ、


(聞きたい事がるんだけど、いい?)


「ん?何?」

「私が分かる事なら、何でも答えるよ」


え?

今、なんでもって言った?

へぇ~。

何を聞こうかなぁ~。

いや、普通に転生の杯の事聞くんだけどね。


(転生の杯って知ってる?)


「うん。知ってるよ」


(それの、使える条件を教えて欲しいんだけど)


「条件?」

「たしか、入っている液体を飲めばよかったはずだけど」

「、、、特に条件みたいなものは無かったと思うんだけどなぁ」


え?

本当に?

じゃあ、私が使えなかったのはなんで?


、、、って、当たり前だよね。

私、飲んでないんだから。

水が水を飲むなんてできないよね。

そっかぁ。私は転生、できないのかぁ。


「でも、なんでそんな事聞いたの?」

「あれは確か、3000年くらい前に紛失したはずだけど」


(えっ。そうなの?)

(教皇って言われてる人が持ってたよ)


「教皇?ふぅ~ん」

「、、、え?ええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!?????????」


わお。

凄い驚いてる。

教皇の事知ってるのかな?


「教皇って、私の事を追ってる所の1番偉い人だよ!」

「あの勢力が申請的な物って言って大事な物とか言ってたのに、なんであの人が私物化してんの!?」


(さあ?)


そういわれても。

私には勢力内のゴタゴタとかはよく分からないんだよ。

というか、あの偉そうな人はk聖女ちゃんを追ってる所のトップだったんだ。

ちょっと今から瞬間移動でダンジョンの最下層の教皇のいる場所まで行って、教皇の事殺そうかな。


「教皇が持ってるのかぁ、、、」

「その場所とか分かる?教皇が転生の杯をしまってる場所」


(分かるよぉ)


何?

もしかして、聖女ちゃん転生したいの?

ダメだよ若いのに、まだそんな人生諦めちゃいけないよ。


「本当!?

「教えて」


聖女ちゃんが両手を合わせて上目遣いで聞いてくる。

ぐぬぬぬぬっ!

私、いまさっき申請諦めちゃいけないよとか思ってたのに、教えたくなっちゃってるなぁ。

ダメなのに、ダメなのになぁ!


「ダンジョンの、最下層だよ」

「私が、転移でいけるよ」

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