さかずきって、ヤーさんっぽいよね
杯が如く 極
幻覚?妖精?
・・・。
もしかして、その杯があるのって、
私の行ったところ?
本当に?
あそこにそんなに良いものあったの?
、、、へぇ~。
いい事聞いた。
「転生なぁ。それ、誰か試したのか?」
「、、、知らん。でも、転生の杯って言ってるんだから、試したんじゃないのか?」
う、うわ。
これ、噂話レベルじゃん。
信用度が一気に下がった。
「ふぅ~ん」
「、、、あっ!そうそう。転生っていえばさ、最近、第1士官様が転生の儀に失敗したんだってな」
「あぁ~。聞いた聞いた」
「原因不明らしいけど。もともと転生の儀って失敗率高いんだろ」
「仕方ないよな」
転生の儀?
そんなものもあるの?
転生の杯を手に入れるのとどっちが簡単なんだろ?
「そんなに失敗率高いのをやって精神がボロボロになるよりは、杯の酒飲んで、何もない方が俺としてはいいなぁ」
たしかに。
というか、精神ボロボロになるって何!?
転生の儀っていうのはそんなにストレスのかかるものなの!?
怖っ!
「おいおい。そんな事言ってるのを教会のお偉いさんに聞かれたら殺されるぞ」
「気をつけろよな」
「あ、あぁ。すまんすまん」
「つい、なぁ」
あれだね。
世間話が盛り上がっちゃって、ついつい上司の悪口を言っちゃうやつだね。
分かってはいるんだけど、ついつい言っちゃうよねぇ。
コンコンッ!
荷台の後ろを誰かが叩く。
誰だろう?
あっ、もしかしたら、誰かがいるんじゃなくて、小石がぶつかったりしたのかも。
「すいませぇん」
「死んでくださぁい」
「「え?」」
シュシュッ!
男の人がいつの間にか後ろに立っていた。
その人を認識した次の瞬間、話していた2人の首が飛ぶ。
、、え?
「ふふっ」
「良い隠れ場所ができた」
「教会の悪口を言う不届き者も殺せたし、一石二鳥だねぇ~」
えぇ~。
何この人?
荷台に座っちゃったんだけど。
バレてないだろうから、襲われないのは分かってるけど、背筋が凍る。
「狂乱は聖女の所に行ったみたいだし、あとは僕が逃げ道に待ち伏せするだけ」
「なんと簡単な仕事だろうかね」
ん?
狂乱?聖女?
もしかして、この人も聖女ちゃんを追っているのかな?
それは、殺さなければ!
、、でも、それは今回はできそうにないなぁ。
話しかけたら、怪しまれるだけで済まなさそうだし。
普通に、燃やされそう。
「ん。そこにあるのは酒か?」
「、、、ちょっとくらい貰ってもばれないよな?」




