わたちぃ~はぁ~。おちゃけだじょぉぉ~
お酒は何が好きですか?
酒樽へIN!!!
《『酒』になりました》
ん?
ああ。そうか。
水じゃないもんね。
酒樽にあるんだからそりゃあお酒だよね。
・・・。
水が混ざったお酒って味薄くておいしくなさそう。
そういう割方あるのかな?
お酒の事とかはよく分かんないや。
ピカーッ。
ん。
晴れてきたね
でも、そんなに蒸発してる感じもないなぁ。
これなら生き残れるね。
良かった良かった。
しばらくして。
ザーザー。
おっ。
雨が降り始めた。
いいね。
これで家の中とかに隠れちゃってた人間たちがまた出てくるんじゃないかな?
私の目的は情報収集だから、人の話が聞けないと意味がないんだよね。
ガチャガチャッ!
「おい!運ぶぞ!!」
数人の男の人が近づいてきた。
なんか、筋肉付いてる感じで、肉体労働系統のお仕事の人な事が分かる。
ブルーカラーってやつだね。
「うっす!」
「せーのっ!」
男の人たちは、私の入っている酒樽をつかんだかと思うと、
「「「フゥ-ン!!!」」」
酒樽を持ち上げた。
おおぉ。
重そうなのに、凄いねぇ。
その腕の筋肉は見た目だけじゃないって事だね!
「「「よいしょぉ!」」」
酒樽はあっという間に場所の近くまで運ばれた。
この馬車は、このお酒を運ぶための馬車なのかな?
どこにいくんだろう?
シッカリ情報収集できるところがいいなぁ。
ピシィーンッ!
「ヒヒーンッ!!」
「はっ!」
馬に乗っていた人が馬を鞭でたたくと、馬車が走り出した。
馬車に乗るのなんて初めてだよぉ。
でも、もう2度と乗らなくていいかな、
こんなに、
ガタガタガタッ!
ゴトゴトゴトッ!
乗り心地が悪いとは思ってなかったぁ!
うえぇ~。
三半規管がやられるぅ~。
吐きそぉ~。
おえぇぇぇ~。
気持ちを反らすために、荷台に乗ってる人たちの話でも聞こぉ。
「、、、でな、そのダンジョンの最下層に「転生の杯」っていう伝説のアイテムがあるっていうんだよ」
「ほぇ~。転生の杯なぁ~」
「俺、そんなの聞いた事ねぇな」
転生の杯?
何それ?
それを私が飲めば、別の生き物に転生できて、この水溜りとしてのループは終わるのかなぁ?
、、、ちょっと、それ、探してみようかな。
「でも、あのダンジョンって、幻覚を見せてくる妖精の所に入り口があるんだろ」
「あそこ通り抜ける事すらできないのに、そこからさらにダンジョンクリアとか、無理じゃないか?」




