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1100日目:薬草学の先生に呼び出されたんですが……。
八七代魔帝暦二五年・金牛の月第四日・属性(全)・天気:曇り
「研究授業では火山地帯に自生する薬草の生態について調べてもらうつもりなんだけど、場合によっては現地調査なんかもお願いしようと思っていて――、」
午後、薬草学の先生にちょっと連絡事項があるからと呼び出され、薬草園の一角に建てられた小さな研究棟で用件を聞いているんですが……う~ん?
まだ履修登録もしていない私に、先生はどうして研究授業に関する重要資料を手渡してくるんでしょう?
そうして、困惑しているといつの間にか話は終わり、「じゃあ、来週から研究授業、頑張ろうね!」って送り出されたんですけど……あれ?
いや、待ってください、私……もしかして、研究授業は薬草学を選択すると思われてませんか?




