表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シニコク~4259  作者: 桜盛 鉄理
65/260

六十五告目  天人講 19

 後藤柚姫の能力は分析力によるものといえる。目立たない立ち位置を選ぶには平凡を学び場のルールを察することが必要だったからだ。しかし彼女はいまその仮面を脱ぎ捨ててルールを作る側に立とうと決めた。自分が厳しい修行をこなしカリスマとなる一方で他の子供たちの負担を減らし待遇を少しづつ変えさせていく。日之原金剛に実力を認めさせ天人講をいつか自分たちが安心して暮らせる場所にしたい。自分ならそれが出来る、いややらなくちゃいけない。後藤柚姫はあの日そう心に誓ったのだ。


 一方でそんな後藤柚姫をよく思わない者もいた。それが木田村紹子だった。日之原金剛に夫の浮気を指摘され離婚した過去があり、その後天人講に傾倒し教職だったことを活かして天人講の幹部となった。しかし実態は日之原金剛の愛人であった。

 後藤柚姫が実力を着けていくにつれ、木田村紹子は自分の存在が薄れていくことを怖れた。そして彼女は自分の地位を向上させ、あわよくば天人講を手に入れられるかも知れない方法を思いつく。

 木田村紹子は祖父母に預けていた木田村恵を強引に引き取り、自分の娘こそが天人講の後継者にふさわしいと言い出した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ