表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シニコク~4259  作者: 桜盛 鉄理
59/260

五十九告目  天人講 13

 しかし天人講は突然終わりを迎える。多賀野ゆづが海外で事故に遭い消息を絶ったのだ。

 だが彼女はこうした事態をも予見して準備していた節がある。まさに神がかりと言うべきだろうか。それに良くも悪くも天人講は多賀野ゆづの存在あってこそと自身が知っていたからだ。


 塾としての天人講はひのわ会と名を変え法人化し谷口益美に経営が委ねられた。そして特別会員だった人たちにはお礼を分配し天人講はきれいに終わるはずだった。だが雨尻英郷はそれをしなかった。

 金のこともあるが雨尻英郷は富裕層とのつながりを手放したくなかった。多忙な多賀野ゆづと彼らの間で取り次ぎをしているうちにいつからか賄賂を受け取るようになり、向けられる羨望の眼差しが自分に対してのものだと奢るようになった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ