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ゲームだと思ったら原初の生命に転生しました。  作者: くんくん
第2部

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第2部 第44話 俺は荷物じゃない

昨夜は峠を少し下ったところにある、街道沿いの休憩小屋で夜を明かした。


屋根はところどころ傷んでいたけど、雨風をしのぐには十分だったし、幸いほかの利用者もいなかった。


そして翌朝。


俺は小屋の外で、ある実験をしていた。


……よし。


まずは身体の前側に目を作る。


《構造形成》で小さな膨らみを作り、内部の膜を調整する。


そこへ《視覚》を働かせると、ぼんやりとした景色が広がった。


……うん。


成功。


最近は、一度で目を形成できることも増えてきた。


まだ長時間は維持できないけど、最初の頃と比べれば随分進歩している。


問題は、ここからだ。


俺は身体の下側へ、短い脚を4本作った。


前に2本、後ろに2本。


昨日練習したときは、動かすタイミングが合わず、すぐに潰れてしまった。


でも、今回は少し考えがある。


……そもそも、全部の脚を同じ形にする必要はないんじゃないか?


俺の身体は不定形だ。


人間や獣のように、骨格に合わせて脚を配置する必要はない。


なら、前側の脚を少し短くして、後ろ側を太くする。


さらに《弾性組織》で、脚が地面へ接したときの衝撃を和らげる。


……よし。


これならどうだ?


俺はゆっくり身体を持ち上げた。


前へ1歩。


続いて、後ろの脚を動かす。


……お。


進んだ。


しかも、さっきより安定している。


俺は調子に乗らず、慎重にもう1歩進んだ。


……おお。


いける!


目の前の地面が、少しずつ後ろへ流れていく。


自分の脚で歩きながら、景色を見る。


そんな当たり前のことが、今の俺にはとんでもなく嬉しかった。


「……何をしておる?」


背後から、ルナの声が聞こえた。


俺は振り返ろうとして――。


――ぐしゃっ。


……あ。


潰れた。


「……くくっ」


ルナが笑い始める。


「前には進めるが、振り返れぬのか」


……うるさいな!


今、いいところだったんだぞ!


「ふむ。だが、昨日よりはよくなっておる」


ルナが近づいてきた。


俺は再び目を形成した。


白銀の毛並み。


淡い紫色の瞳。


今朝の光を受けたその姿が、少しぼやけながらも見えている。


……ああ。


やっぱり、いいな。


見えるって。


「……ノア?」


ルナが首を傾げた。


「貴様、また我をじっと見ておるな?」


……あ。


いや、その。


目の練習です。


決して変な意味ではありません。


「ふん。我の姿が気になるのは分かるが、出発の準備もせねばならぬぞ」


……はいはい。


相変わらず自信満々ですね。


俺は目を崩し、荷物を身体の一部へ固定した。


マルタからもらった薬。


少量の保存食。


エマからもらった、文字の練習用の板。


必要なものを確かめてから、俺たちは休憩小屋を出発した。


街道を下るにつれて、少しずつ周囲の音が増えていく。


荷車の車輪。


馬らしい蹄の音。


遠くから聞こえる人の声。


……おお。


人がいる。


エルデ村を出てから、ほとんど魔物にしか会っていなかったから、何だか新鮮だ。


「この道は交易町へ続いておる」


ルナが説明する。


「峠を越えた商人たちが、南へ向かう際に利用する街道なのだ」


なるほど。


そりゃ、人通りも増えるわけだ。


俺は身体の上部へ小さな目を作った。


少し離れた場所に、大きな荷車が見える。


茶色い車体。


布をかけられた荷物。


それを引く、4本脚の大きな動物。


……あ。


馬だ。


異世界に来てから、初めてまともに見た。


いや、待てよ。


何か違うな。


首のあたりに、短い角みたいなものがある。


……何だ、あれ?


「荷角獣か」


ルナが俺の視線に気づいたらしい。


「荷運びに使われる獣だ。力が強く、山道にも慣れておる」


……なるほど。


異世界版の馬みたいなものか。


俺が感心していると、荷車の御者がこちらに気づいた。


「おや、珍しい魔獣を連れてるな!」


……ん?


「そっちの銀毛の子も、なかなか立派じゃないか!」


……おお。


ルナが褒められた。


「当然であろう」


ルナが答える。


御者の動きが止まった。


「……え?」


「我はルナリスだ。そこらの獣と一緒にするでない」


「……しゃ、喋った!?」


……あーあ。


また驚かせちゃったよ。


御者はしばらく言葉を失っていたが、やがて感心したように笑った。


「こりゃすごい。交易町でも滅多に見ないぞ」


「ふん」


ルナは少し得意そうだった。


……まあ、気持ちは分かる。


そのあと御者は、俺へも目を向けたらしい。


「そっちの丸いやつは何だ? 荷物か?」


……。


……は?


荷物?


俺が?


「違う」


ルナが即答した。


「こやつはノア。我の相棒だ」


「……相棒?」


「うむ」


「へえ……」


御者は不思議そうだったが、それ以上は聞いてこなかった。


「まあ、交易町なら変わった旅人も珍しくない。気をつけてな!」


そう言って、荷車は先へ進んでいった。


……まったく。


荷物って何だよ。


確かに丸いし、いろいろ身体にくっつけて運んでるけどさ。


俺だって立派に生きてるんですよ。


「……くくっ」


ルナが笑った。


「貴様、随分と不満そうだな」


……そりゃそうだろ!


「ふむ。ならば、もう少し荷物らしくない姿になってみるか?」


……お。


それ、いいかもしれない。


俺は身体の下側へ短い脚を4本作った。


さっき練習した形だ。


そして、身体を持ち上げる。


……どうだ!


これなら少なくとも、ただの荷物には見えないだろ!


「……ふふっ」


ルナが笑いをこらえている。


……ん?


何だよ。


「いや、何でもない」


……絶対、何か思ってるだろ。


「ただ、荷物が自分で歩き始めたようにも見えるな」


……おい!


余計に荷物っぽくなってるじゃねえか!


俺は諦めて脚を崩した。


……くそっ。


もっとかっこいい形を考えよう。


そう心に決めたところで、前方から大勢の人の声が聞こえてきた。


「……着いたようだな」


ルナが言った。


「交易町トルゼだ」


……おお。


ついに次の町か。


俺は身体を持ち上げた。


エルデ村より、ずっと賑やかそうだ。


荷車が何台も行き来し、人の足音が絶えず続いている。


門の前では、荷物を確認する声も聞こえていた。


……よし。


初めての大きな町だ。


俺は目を形成し、前方へ向けた。


すると。


……うわ。


思った以上に大きい。


灰色の石を積んだ壁。


その間にある、広い木製の門。


奥には建物の屋根がいくつも重なって見える。


エルデ村では、まだ普通の視覚がなかった。


だから、人間の暮らす場所をこうして眺めるのは初めてだ。


……何だろう。


ゲームで新しい町へ到着したときみたいだ。


しかも、今度は画面越しじゃない。


俺自身が、その中へ入っていくんだ。


「……ノア」


ルナが声をかけた。


「行くぞ」


俺は目を崩し、触手を上下させた。


……おう。


行こう。


門の前には、数人の衛兵が立っていた。


荷車を確認したり、旅人へ質問したりしている。


俺たちも列に並ぶことになった。


……ただ。


周りの反応が、何だかおかしい。


「……あれ、魔物か?」


「銀色の狐……?」


「隣のは何だ?」


……うん。


まあ、そうなるよな。


見た目だけなら、俺たちは完全に魔物の2人旅だ。


人間の連れもいない。


しかも、片方は正体不明の丸い塊。


……我ながら、怪しすぎる。


やがて順番が来ると、衛兵が声をかけてきた。


「次の方……」


そこで言葉が止まった。


「……え?」


……あ。


固まった。


「魔獣が2匹……?」


衛兵は少し警戒したようだったが、いきなり武器を抜くことはなかった。


さすが交易町。


エルデ村とは違って、珍しい生き物を見る機会も多いのかもしれない。


「従魔を連れた旅人はどちらですか?」


衛兵が周囲を見回す。


……いや。


旅人なら、ここにいますけど。


「我らだけだ」


ルナが答えた。


「……っ!?」


衛兵が驚いた。


「い、今……?」


「我が喋った。何か問題でもあるのか?」


……ルナ。


もう少し優しく言ってあげようよ。


衛兵はしばらく黙っていたが、やがて咳払いした。


「……失礼しました。言葉を理解されるのですね」


「理解するだけではない。話しておるであろう」


……確かに。


そこは正論だな。


「では、こちらの魔獣も?」


衛兵が俺の方へ顔を向ける。


……お。


俺の番か。


俺は触手を持ち上げた。


「……うん」


少し掠れた声が出る。


衛兵が目を丸くした。


「……こちらも喋るのか」


……はい。


あまり上手くありませんけど。


衛兵は近くの同僚を呼び、事情を説明した。


やってきたのは、少し年配の男性だった。


「なるほど。意思疎通のできる魔獣か」


……お。


この人、意外と落ち着いてるな。


「交易町には、従魔を連れた商人や冒険者も来る。ただ、君たちのように魔獣だけで旅をしている例は多くない」


「それで?」


ルナが尋ねる。


「通常、魔獣を町へ入れる場合は、管理者と従魔の登録を確認している」


……管理者?


「我らに飼い主などおらぬぞ」


ルナの声が少し冷たくなった。


俺も身体を持ち上げる。


……そうだ。


俺たちは誰かに飼われているわけじゃない。


自分たちで旅をしているんだ。


年配の衛兵は、小さく頷いた。


「そのようだな。だから、通常の従魔としては扱えない」


……ん?


それって、町へ入れないってこと?


「意思疎通ができるなら、別の確認方法もある。ただし、町の中で問題が起きれば、当然その責任を問われる」


「構わぬ」


ルナが答える。


「我らは争いに来たわけではない。必要なものを揃え、旅を続けるつもりだ」


……うん。


そのとおり。


俺たちは買い物と、できればギルドの情報を集めたいだけだ。


騒ぎを起こすつもりなんてない。


「旅の目的地は?」


「まだ決めておらぬ。まずは冒険者ギルドへ寄るつもりだ」


「ギルドか……」


衛兵は少し考えた。


「身元を確認できる人間はいるか?」


「エルデ村に、我らを知る者がおる」


「エルデ村?」


「ギルドの調査員、サフィアという者だ。貴様らのところでも確認できるであろう」


衛兵の声が少し変わった。


「ギルドの調査員か。それなら照会先はあるな」


……おお。


サフィアの名前が、ここで役に立つとは。


やっぱり、知り合いって大事だな。


ただ、衛兵はまだ確認を続けるらしい。


「では、通行記録に名前を残してもらおう。まずはそちらの……ルナリスだったか?」


「ルナだ」


「ルナ、だな」


紙に何かを書く音がした。


「それから、こちらの魔獣は?」


「ノアだ」


ルナが答えようとした、そのとき。


……待てよ。


俺は身体を持ち上げた。


「……ん?」


ルナがこちらを向く。


俺は触手を伸ばし、そっと前へ出た。


……そうだ。


自分の名前くらい、自分で言いたい。


人間だった頃は、そんなことを意識したこともなかった。


でも、今は違う。


俺は名前すらまともに伝えられず、いつもルナやエマに代わりに説明してもらっていた。


もちろん、それはありがたい。


何度も助けられてきた。


でも。


……せっかく声が出せるようになってきたんだ。


そろそろ、これくらいは。


俺は身体の一部に発声用の構造を作った。


ゆっくり。


焦らず。


今は目を作っていない。


だから、声を出すことだけに集中できる。


「……お、れ」


……よし。


衛兵が驚いたように息をのんだ。


「……俺?」


俺は触手を上下させた。


続けて、もう1度。


「……ノア」


少し音が乱れた。


でも、ちゃんと聞き取れたはずだ。


「……おれ、ノア」


……。


…………。


言えた。


俺は身体の端を小さく揺らした。


……おお。


言えたぞ。


初めて、自分から知らない人間に名乗れた。


「……なるほど」


衛兵が静かに頷く。


「君がノアか」


……!


俺は大きく身体を上下させた。


「分かった。記録しておこう」


紙に文字を書く音がした。


ルナも、しばらく黙っていた。


やがて、俺の方へ身体を寄せてくる。


「……ふん」


小さく鼻を鳴らす。


「自分で名乗りたかったのか」


俺は触手を上下させた。


「そうか」


それから、少しだけ声を柔らかくした。


「よく言えたではないか」


……おお。


褒められた。


俺は思わず、触手を高く持ち上げた。


すると、衛兵が少し笑った。


「随分と仲がいいんだな」


「当然だ」


ルナが即答する。


「我らは相棒だからな」


……うん。


そうだな。


俺たちは相棒だ。


誰かの持ち物でもなければ、ただ一緒にいるだけの魔物でもない。


自分たちで行き先を決めて、旅をしている。


それだけは、ちゃんと伝わってほしかった。


その後、衛兵たちはギルドに確認するための手続きを進めた。


すぐに正式な身元証明ができるわけではないが、商業区画とギルドへ向かうことは認めてもらえた。


ただし、町を出るまでにギルドで事情を説明すること。


人混みで魔術を使わないこと。


問題があれば衛兵の指示に従うこと。


……うん。


まあ、当然の条件だな。


「分かった」


ルナが答えた。


衛兵は通行記録を閉じ、道を空けてくれた。


「ようこそ、トルゼへ」


……おお。


通れた。


俺たちはゆっくり門をくぐった。


その瞬間、周囲の音が一気に変わった。


「いらっしゃい! 今日の果物は安いよ!」


「南の街道から新しい布が届いたぞ!」


「荷車を通すから、少し空けてくれ!」


……うわ。


すごい。


賑やかだ。


俺は思わず身体を止めた。


エルデ村でも人の声は聞こえていたけど、ここは規模が違う。


あちこちから声が響いてくる。


荷車の振動。


石畳を歩く人々の足音。


何かを叩く金属音。


……なるほど。


これが、交易町か。


俺は身体の上部に小さな目を作った。


視界が広がる。


そして。


……うわあ。


思わず声を出しそうになった。


目の前には、たくさんの建物が並んでいた。


木造の店。


石造りの倉庫。


色とりどりの布を張った露店。


その間を、大勢の人たちが行き交っている。


……すげえ。


これまで俺が見てきた景色とは、まるで違う。


人間だった頃の商店街に少し似ている。


でも、馬車みたいな乗り物が走っていて、見たことのない服を着た人たちが歩いている。


……本当に、異世界なんだな。


今さらだけど、改めてそう思った。


俺は目の向きを変えた。


すると、少し離れた場所に大きな看板があった。


……お。


文字だ。


何か書いてある。


俺は集中してみた。


……。


…………。


……うん。


読めない。


そりゃそうだ。


目が見えるようになったからって、いきなり文字が分かるわけじゃない。


俺は荷物の中に入れていた、エマの練習用の板を思い出した。


……そうだな。


今度はちゃんと、文字の勉強もしないとな。


「ノア」


ルナが声をかけた。


「ここから先は人が多い。無闇に身体を広げるでないぞ」


俺は触手を上下させた。


……了解。


確かに、この場所でいきなり脚を4本作って歩き始めたら、余計に目立ちそうだ。


それに、知らない人間の足へ触手が絡んだら大変だしな。


俺は身体を少し小さくまとめ、ルナの隣へ移動した。


「ふむ。では、まずギルドへ向かうか」


……おう。


サフィアから聞いた話もある。


ここなら、俺のような魔物でも何か仕事ができるかもしれない。


それに、今後の旅を続けるなら、情報も必要だ。


俺たちは人の流れを避けながら、石畳の道を進み始めた。


しばらくすると、ルナが小さく声をかけてきた。


「……ノア」


……ん?


「先ほどは、よくやったな」


俺は身体の端を持ち上げた。


……名前を言ったこと?


「うむ」


ルナが頷いた気配がした。


「我が代わりに答えようとしたが、貴様は自分で名乗った」


……まあ。


それくらいは、ね。


「そうか」


少しの沈黙。


それから、ルナは静かに言った。


「我がつけた名を、貴様が自分の言葉で伝えられるようになったのだな」


……。


……あ。


そうか。


ノア。


この名前は、ルナがつけてくれたものだった。


元の世界での名前を思い出せない俺に、ここで生きるための名前をくれた。


最初は、発音することさえできなかった。


それが今では、自分で名乗れる。


……何だろう。


急に、少しだけ感慨深くなった。


俺は触手を伸ばし、ルナの前脚へそっと触れた。


「……ありが、と」


今度は、比較的きれいに言えた。


「……ふん」


ルナが小さく鼻を鳴らす。


「礼など不要だ。貴様はノア。それだけのことであろう」


……うん。


そうだな。


俺はノアだ。


そして、これから先も。


この世界で、自分の名前を名乗って生きていくんだ。


俺たちは再び歩き始めた。


前方には、ギルドらしい大きな建物があるという。


冒険者たちが集まり、魔物の討伐や素材の採集など、さまざまな依頼を受ける場所。


……おお。


ついに、異世界らしい場所へ来たな。


俺は少し期待しながら身体を持ち上げた。


戦う力も、少しずつ身についてきた。


視覚も獲得した。


これからもっと強くなるためには、いろんな魔物と出会う必要がある。


……よし。


ここで、いい依頼でも見つけられたら。


そう考えたところで。


「……ノア」


ルナが声をかけてきた。


……ん?


「1つ、確認しておきたいことがある」


何だろう。


「貴様、路銀のことは考えておるか?」


……。


…………。


……え?


路銀?


つまり、お金?


……。


……あ。


そういえば。


俺たち、まともな旅費なんて持ってないじゃん。


ルナが小さく笑った。


「ふふっ。ようやく気づいたか」


……いやいや!


それ、もっと早く言ってくれよ!


「貴様があまりに楽しそうだったのでな」


……おい!


俺は思わず触手を振り上げた。


初めての大きな町。


初めての自己紹介。


そして、初めての冒険者ギルド。


……なのに。


最初の問題がお金かよ!


俺は小さく身体を丸めた。


……なるほど。


異世界でも、生活費からは逃げられないらしい。

### 作者あとがき


ようやく次の町、トルゼに到着です。


今回はノアが自分の名前を伝える場面を書きました。少しずつ言葉を覚えてきたノアにとって、これも立派な成長ですね。


それにしても、村ではいろいろ助けてもらっていた2人。お金のことをすっかり忘れていたようです。


冒険の前に、まずは生活費。異世界もなかなか世知辛いものですね。

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