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家事壊滅な7人姉妹のお世話係になりました  作者: 三日月
第一部①:壊滅的な家事と、七人姉妹の小さな変化編
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第10話:嵐のあとの絆と、七人姉妹の小さな変化

前回のから続きます。

「――痛たた……月菜(るな)のやつ、容赦なく洗面器(ディスク)投げてきやがったな……」


灯華(とうか)暴走(ハプニング)から一夜明けた、日曜日の早朝。

俺、浅比(あさひ)(まこと)は、冷やしたタオル(パッド)を右頬に当てながら、静まり返ったリビング(エリア)掃き掃除(クリーン)を進めていた。


顔を真っ赤にして怒り狂っていた月菜(るな)だったが、昨晩のうちに灯華(とうか)が「アタシが勝手に抱きついただけ〜」と白状したため、俺への誤解はなんとか解けた。

解けたのだが……今度は月菜(るな)の方が気まずそうにしていて、今朝はまだ部屋から出てきていない。


「……ふぅ。まあ、大きなトラブル(事故)にならなくて良かったよ」


俺が(ブラシ)を動かしていると、階段の方からトコトコと足音(ステップ)が近づいてきた。

姿を見せたのは、末っ子(ちびっ子)彩咲(あやさき)土和(とわ)だ。


両手でクマのぬいぐるみ(ドール)をギュッと抱きしめ、眠たげな(ハーフスリープ)目をこすりながら俺を見上げている。


「……お兄ちゃん、おはよう」

「おはよう、土和(とわ)。お腹空いたか?」

「……うん。でも、お兄ちゃん、お顔痛いの(ペイン)……?」


土和(とわ)心配そうに(サッド)小さな手を伸ばし、俺の冷やしタオル(パッド)の上からそっと手を重ねてくれた。

その幼くも温かい優しさ(ハート)に、昨夜の疲れも一気に吹き飛んでいく。


「ありがとうな、土和(とわ)。お兄ちゃんは平気(オッケー)だぞ。よし、今から美味しいフレンチトースト(パン)焼いてやるからな!」

「……! ほんと……!? 土和(とわ)、お兄ちゃんのパン大好き(ラブ)♡!」


パッと笑顔(スマイル)を弾けさせる土和(とわ)

その声を聞きつけたのか、二階(エリア)からパタパタと他の姉妹たち(シスターズ)も降りてきた。


「あ、(まこと)くん! おはよう〜! あ、頬っぺた(フェイス)大丈夫……?」

長女(ちょうじょ)陽葵(ひまり)さんが心配そうに覗き込んでくる。


「おはよう、浅比(あさひ)……昨日のは、その……あたしも言い過ぎた(オーバー)わ」

少し遅れて降りてきた次女(じょじょ)月菜(るな)が、気まずそうに視線(アイズ)を泳がせながら小さく頭を下げた。


「気にしないでくれ、月菜(るな)。俺も(ガード)があったしな」

「……べ、別にアンタを気遣ったわけじゃないわよ! ただ、お世話係(せわがかり)怪我(ダメージ)させたら美味しいご飯が食べられなくなるから……っ!」


相変わらずのツンデレ(ツンデレ)発言だが、その耳たぶは真っ赤(レッド)に染まっている。

五女(ごじょ)木乃香(このか)も「ふん、あたしも手伝ってあげてもいいけど?」と背伸び(プレプレ)し、四女(しじょ)水樹(みずき)は無言で俺のエプロンの裾をキュッと掴んで離さない。

六女(ろくじょ)絢金(あやか)も「お兄ちゃん、あたしテーブル拭くー!」と元気に声を上げた。


壊滅的だった彩咲家(ハウス)日常(ライフ)

だが、この十日間で、姉妹たち(シスターズ)の心には確かに変化(アップデート)が起きていた。

俺というお世話係(プロフェッショナル)を受け入れ、家族(ファミリー)としての温かい絆が少しずつ芽生え始めている。


「――よし! それじゃあ全員、朝食(モーニング)の準備にかかるぞ!」

「「「はーい!!!」」」


元気に響く返事(ハーモニー)

七人姉妹(シスターズ)とのドタバタな同居生活(ライフ)は、ここからさらに加速していく――!


【お世話係誠の!生活豆知識のコーナー! #10】

「固くなったパンが復活!絶品フレンチトーストの極意」

少し時間が経って固くなった食パンは、『液に浸す前に電子レンジ(600W)で15秒ほど温める』のが裏ワザ!パンの組織が緩んで卵液を吸い込みやすくなり、短時間で中までしみしみのフレンチトーストになります!仕上げにバターを溶かしたフライパンで弱火でじっくり焼けば、お店レベルのフワトロ食感を楽しめますよ!

最後までお読みいただきありがとうございました!

これからは各章10話程度の予定です!

さて、明日の最初から二章!…ではなく…? っと!これ以上はネタバレなのでお楽しみに!

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