長
太田とD4のやつはぼくが自殺を失敗しったあと、ぼくをもっと酷くいじめた。彼らが人間の「死」さえ揶揄うのをぼくはばっきりと覚えている。
自殺もろくに出来ないやつ。
この俺たちの前で自殺しろ。人が死ぬのを直接に見たいから。
あんたの死なんか「記事」になると思う?いじめられて死んだ高校生Aになって終わりだよ。
ぼくはその恐ろしい言葉の固まりを聞いて決心した。絶対、死なない。あんたたちの屍体で尿をたらす前には絶対死なない!ぼくは不意に櫻井やつを殺したあとぼくも知らずにどんどん「戦士」になっているかもしらない!
「中隊に挑むならいい!どんと来い!この腰抜たち!」
息をついたあと、ぼくはまたハスタの標識を探して走り続けた。ぼくがいた場所に矢と石が飛込んでどかんといたたましい声が聞こえた。
「あいつらこっちを完全になめている!このままではめんつが立たない!中隊かどこのくそかなにか構わん!やつを捕まえろ!」
「玉将のためにやつを追え!」
玉将やつらはぼくの話を聞いて、ちゃんと腹が立って走ってくる。よし、よいこ、よいこ!そのままぼくを追い付くのだ!ぼくはカジノの下にある水族館を走り続いた。
水族館って。
一体、ここは何だ。カジノについて今度は水族館-アクアリウムかよ。誰か分からないかこのタテモノに大金を突っ込んだようだ。
もちろん、アクアリウムだけど魚や水はない。出発点と同じにここも開場直前に計画が崩したようだ。
どころどころまだ工事が終わってないどころもあるし、骨組みがまる見えるどころもある。すごくめちゃくちゃなどころだだ、逃げるぼくにはこれ以上いいどころはない。
ぼくは半分ほど作られた構造物を盾としてあちらこちらに走った。後ろで飛んで来る石や矢は構造物に当たれて落ちた。
「このネズミが!」
「ネズミはあんたらの方だろう!中隊に降伏せよ!」
ぼくは子供見たいにやつらを揶揄った。
戦は先に慌てて頭に来た方が敗ける
なくなったお爺さんがぼくによく言ってくれた言葉だ。その通りにやつらは意外な攻撃で、どんどん自分を失っている。ぼくは残骸に隠れて息をついてやつらに矢を放した。
自転車チューブで飛ばした矢は、見事に人の喉に的中した!ぼくもどんどん矢を放すのが熟れてゆく。矢を放すのも5、6年ぶりで弓でいうか下手物な「スリングボウ-」だか昔の感覚がどんどん蘇っている。
ぼくはまだ走ってやつらが走ってくるのを待った。これ「宮本武蔵」の映画で見た状況と同じ場面ではないが?吉岡道場100人斬り?
走ってる目標をついたら実力に寄って、少数に戦力は分散される!まるで玉将のやつらもそうだ。
ぼくを追うために無秩序になって、ぼくのすぐ後ろは2、3人がいるだけだ。そして、ぼくにもっと有利などころは走って追うやつらは「動かない標的」になる事だ。
ジグザグに走る標的なら矢で的中させる事は実に難しい。しかし、やつらはありがたく一列にぼくを追っている!
ぼくは蒙古の弓軽騎兵だ。
ここではマインドコントロールだけでもいい!ぼくはドキュメンタリ番組で見た通り、古代蒙古の弓騎兵のモノマネをした。蒙古の弓騎兵は走る馬の上で後ろに矢を放す名手だった。その通りぼくは走りながら自転車チューブで矢をはなした。
今度は簡単に矢が命中した!後ろを追っているやつの目に矢が突っ込んで、やつは手で顔を覆って倒れた。
「こいつ!実力を隠していた!中隊の一流射手だ!」
「そのまま追うな!矢が危ない!」
実力を隠す?まあ、その実力が本当にあったらいいけど。
実はぼく、中学までは弓道部だった。なくなったおじいが弓道道場をやったせいだ。幼い頃から弓道を修練したがそんなに上手じゃなかった。お爺さんもそんなぼくにかっかりしてため息ばっかりだった。
むしろ、このタテモノの中でぼくが知っている全てが、ぼくの体で蘇せる気分だ。あ、それ「火事場のバカ力」って言うものだろう!
死の寸前だからぼくが知っている全てが、いや身の全てがぼくに「生きろ!どうでもいい!生きろ!」って応援しているようだ!
その応援を裏切ったらだめでしょう?ぼくは水族館の片隅でまた「ぼくを応援している人」の標識を発見した。
ハスタはここにも黄色いリボンを結んで方向を示している。水族館の規模はタテモノの中にあるだと考えられないほどの大きさだった。大きな水槽がしきりに並んで水がない水槽はガラスの壁になってそのまま迷路になったいる。透明な強化ガラスに石が当たっても割れるどころが楽器見たいに鈍く振動した。
ハスタが残したリボンは切妙に強化ガラスの道に落ちていた。ぼくがそのリボンを拾ってまた息をついた時。
とかん!
「このやろう!あのリボンかああ!やはり目印があったのか!」
厚い強化ガラスを隔て向うにはラクロスやつがぼくを見つめている!彼らの距離はわずか10センチ。やつらの顔もばっきり見えてやつもぼくのガラスの向うで見つめている。しかし、薄い照明のせいでお互い顔はよく見えないままだ。
他のやつらは道を探すためにウロウロしていたがラクロス二人組だけはぼくを見つめている。
「水をだせ!」
「ハアハア、困ったな!こっちも。ハアハア、丁度喉が乾いたから!」
ぼくは水を飲むようにハスタの小便を飲んだ。
ゲエエ。例え、ハスタの小便だとしてもこれは酷い。悪くくさいが鼻を打っていだか、そんな気振りを見せてば、ぼくがやったワナの全てが無駄になる!ぼくはもう一度小便を飲んでやつらにわざと中隊の階級章を見せた。
「ぶっ殺すぞ!中隊か何かもうかまわない!おめえだけは俺がぶっころす!」
「出来るならやってみろ!中隊万歳!」
ラクロスやつは腹が立って強化ガラスを打った。よく考えて見たら子供もぼくのワナには騙されないだろう。
ぼくが本当の中隊ならやつらが自慢する「小隊」システムで集団戦をかかっただろう。やつらがバラバラになった今にも他の中隊やつらが出ていないのは、すごく変な事じゃない?
しかし、やつらの野蛮的な思考が合理的な思考を麻痺させて正しい判断さえ出来ないようだ。まるで目の前の餌だけを追う猛獣と同じだ。
やつは本当に腹が立って、被っていたシュマグも脱いだ。
え?
ちょっと待ってよ。え?
嘘だろう。
あのラクロスやつもぼくの知り合いだった。
やつはぼくを見分けなかったがぼくはやつを一目で見分かった。
ぼくの口から彼の名前が浮かべたかよく覚えない。彼は名前より「あだ名」って言うか彼の役名がクラスの中で彼の名前だったせいだ。
クラス委員長。
約して「長」。
ラクロスやつは高校二年生の時、ぼくのクラスの委員長だった。
性格はよい、運動も勉強も共に優秀。当時、委員長になったのも「長」とかの変なあだ名で呼ばれた
のも、別の理由じゃなくて、長が小学校からずっと委員長をやったからだ。
その上に「長」はD4のやつらと違って、いじめられるぼくにも優しい人だった。ぼくの弁当を太田が捨てて酷い目になったぼくにコッソリと自分のパンをくれた人だ。それ以外にもぼくに些細な好意を見せた人だ!
善、悪?
どちらかとしたら「長」はぼくにはいい人だった。もちろん、積極的にぼくをD4の魔手から救ったり、太田に向けて戦った人じゃなかったが。太田の暴力に立ち向かえる人って全然なかったから当然だ。長も普通な家庭で育った、ごく普通な少年だったから。
しかし、時々彼が見せる些細な好意がぼくには砂漠の中のオアシス見たいにありがたかった。
パン、ハンカチ、水。
そして、彼は他のクラスメートと違ってぼくを軽蔑の目で見なかった。ぼくが耐えられなかったのはクラスメートたちが「奴隷」を見つめる視線だった。
むしろ、ある日、彼は悔しい目でこう言った。
「すまない。」
長がすまないと言えるほど、彼に責任はない。長は加害者もないし、積極的に加担したり、ぼくを無視する人ではなかった。
長が「すまない」だと言ったのは多分、「クラス委員長」としてぼくを助けなかった罪悪感のせいだっただろう。そうして自分の罪悪感をぶっ飛ばすつもりだっただろう。
しかし、そんな曖昧な「すまない」がぼくにはどんな言葉より嬉しかった。
「すまない。」の裏には、「あんたが酷いめになったのはあんたのせいじゃない。」言う意味が隠している。まあ、ハスタが言ってくれた話と似た意味だ。
その「長」がぼくの目の前でぼくを悪意満々に見つめている。
なぜだ。
この建物は一体何だ。
太田やつと櫻井は理解できる。しかし、長はなぜここにいる!
この中にぼくが入った理由が「太田狩り」だとしたら、長は必要ないだろう?彼はぼくの人生で出会ったごく少数の「白い羊」だった。ぼくは彼だけは殺したくない!
しかし、状況はぼくが思う通りに流れてはいない。遠く回った玉将のやつらがぼくに近づいている!ぼくは長にぼくがあの「奴隷」だったと言いたいか、ここでは逃げるしか方法がない。
そして、長とは誤解が解けるかも知らないが、彼にはデカイやつの「相棒」と玉将の勢力もある。ちゃんと怒らせた玉将の連中が「あ!そうですか!お互い知り合いでしたか!」って引き去るはずがない。
ぼくは黄色いリボンを握って長がこの戦いで生き残るのを願うだけだった。このタテモノの中でまた合おう!ぼくはガラスの壁を後ろにして下に走った。
ぼく一人ならいいけど、ぼくには「同盟」がある。彼女たちがぼくを裏切る前にはぼくは信義を守りたい。
もちろん、今も彼女たちを捨ててぼく一人に太田やつを見つけるために動く方がもっと気楽でいい。しかし、ぼくはそんな人間にはなりたくない。
「ハアハア。」
今度の標識はガラスの階段欄干に結んであった。ぼくはリボンを回収して耳を傾いた。
ドンドン。
そろそろ中隊の信号が聞こえる。金属音と中国語が混ぜた信号は遠くで聞く方がもっと恐ろしい。怪談話で出てくる百鬼夜行の音があったらこんな音だろう。昨日、二度の激戦でやつらはこのアクアリウムの下に撤兵したようだ。
それにしてもここは何階だったけ?確かに中隊は19層まで支配していたと聞いたが、ぼくが息をついて地図を見た。恵比寿が持っていた地図もそんなには正確ではない。どころどころ、分からない部分があって各層の区分がよく出ていない。幸にどこがどこで、どんな物があるのかは分かる事ができる。
水族館ーアクアリウム、その後は書店。
まあ、ここの規模を考えたら、あの書店って町にある書店じゃなくて紀伊国屋みたいに大きなメガストーアだろう。
このままここ水族館で勝負をかけたら、中隊と玉将の連中に「サンドイッチ」になって・・・・。
「あっちだ!」
「あのやろう!完全になめやがって!」
ぼくには迷ってる時間さえない。このしたが大型書店ならきっと隠すどころがあるんだろう。大体、書店って販売のために他の書店とお互い似たどころが多いから!
ぼくは自分が見た大型書店を思うながら走った。きっと、書店なら勝負をかける空間が出る。そして、ハスタ組を一階だけでも安全に行かせるのがまさに戦略目標だ。
だが、気にかかるのが一つあったとしたらそれは「長」だった。ぼくを追い掛けている連中の中には「長」がある。
ぼくの計画通りにうまくなったら、長を含めたやつらは中隊と真っ正面でぶつかる。その状況になったらぼくは彼を助ける事が出来るかどうか分からない。
凄まじい事だけどぼくは「長」を中隊に捧げるために彼を導いている。ぼくの人生にほんの少し出会った「優しい人」を中隊に供え物に捧げている。
「ハアハア、しかし、今は仕方ないんだ!仕方が!」
ぼくは太田やつにいじめられたあの時より全然変わらなかったかも知らない。弱くて泣き虫のバカだ。
ぼくはやっと書店に繋がる階段を発見してそこに走り続けた。
「こっちよ!」
微かにぼくの耳だけに入る声だった。ハスタは階段が始めるどころに横になってぼくに手を振った。どんどん中隊の信号が大きく聞こえるどころだが、彼女はぼくを発見してバカ見たいに笑っていた。




