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たとえ地震でも

鈴蘭高原スキー場の友人と一緒に御嶽山登山でかな子と岐阜にいた。


夕方、テレビをつけると長岡駅前が映し出された。激しい揺れと共に真っ暗になった町。


”え!?”


驚いた。被災地に帰る僕らに沢山の食料をくれた友人家族にお礼を言い、車で帰路、長岡へ。柏崎市あたりから高速道路が少し波打ちはじめた。しばらくして通行止め。知る限りの裏道を駆使して、自宅になんとか戻った。が、確かに長岡市内は真っ暗。信号機もついていない。


一番の問題は修士論文。どんな状況だろうと関係ない。12月末までには、必ず書き終えて、ハネムーン第3弾、北海道、ルスツリゾートに行く、それだけだ。このために、就職先に頼み、初出社日を4月10日にしてもらっていた。


被災地の長岡では電気水道ガスがない。修論ができない。真っ暗の大学研究室へ侵入、修論作成に必要な自分のパソコンなど機材を運びだす。最中も大きな揺れがあった。周りは研究ができないと言っていたがそんなの関係ない。わざわざ被災地にいる必要はない。少し離れれば普通の生活をしているのだから移動すればいい。全ての機材を持って新潟市の友人宅にかな子と居候することにした。


ニュースは連日被災地のことを伝えていたようだが関係ない。北海道でのスキーをイメージしながらひたすらパソコンに向き合い、修論を書き終えた。

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