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7P ラッキーセブン回でぱち勝負はじまる

異世界パチ屋、ガチ?異世界メンバーとの邂逅。

 

 康治と嫁たち異世界軍VSパーラーラッキーハッピー軍との対決がついにはじまろうとしていた。

 康治(※股間の鞘に聖剣デュランダルが収まっており、かの剣は精霊化(大女)することも可能なのだ)、エリザ、エスメラルダ、ヒルダ、エマの異世界軍。

 対峙するのは、パチ屋店長岸、ホールに365日通い続ける男ジグマ加藤、自称スロプロガリけん、常連肉屋田中のおやっさん、同じく常連鈴木たばこ屋のおばちゃんの5名の精鋭であった。


「では一回戦をはじめるとする・・・・・・そこにマイクを持ったまま、うずうずとしている輩(虎徹)がいるので任せる事にする」

 そう言うと天上にいるジンはゆったりと玉座に背をもたせ腕組みをする。

 虎徹は待っていましたとばかりにマイクを持ち、その小指がピンと立つとマイク越しに流暢にアナウンスしはじめる。

「さあ、康治軍は魂の獲得、かたやパーラー軍は現世への帰還をかけて、このパチ屋という娯楽という名の賭博場で、互いの意地とプライドの激突が今はじまるぅ~」

「虎徹さん、パチンコ屋は賭博場ではありません」  

 舞はアナウンスにいきりたちまくる彼を嗜める。 「おっと失礼しました。だが、しかし、とはいいつつも結局皆がそう思っている事は事実であります、ま、この際、細かい事は抜きにして、この史上最大のパチ大戦っ!固唾を飲んで見守りましょう・・・おっと、私、ワタクシは見守るだけでなく、全力でアナウンスをしますがねっ。では舞さん、一回戦の対決内容を皆さんにご説明ください」

 虎徹は左指をパチンと鳴らし、舞へバトンを渡す。


「・・・もう。好き勝手言っちゃって・・・あ」

 彼女はカウンターマイクを両手でとり、

「はい。それではぱちんこ対決一回戦の内容ですが、パチンコ出玉勝負。制限時間は一時間、各自2000発の玉を持って勝負に挑んでください。機種は自由、玉が無くなった時点で負けとなります。出玉の多い方が勝ち上がり上位6名が2回戦へと進みます」  

 舞はカンペを手に一生懸命に読み上げた。


「おいババア、これって昔やっていたTVチャ〇ピオンみたいだな」

「ああジジィ、あん頃のぱちんこは良かったなあ」  

 常連の肉屋田中とたばこ屋鈴木のふたりは昔を懐かしむ。

「けっ、懐古厨かよ・・・パチンコってのは今も昔も全て期待値なんだよ」

 スロプロがりけんは鼻で笑った。

「その通り。この店に毎日通い続けているワシにはこの勝負モロタも同然」

 ジグマ加藤は不敵な笑みを浮かべる。

「皆さん心強い。全員で勝ち残りましょう」

 岸はお客のヨイショをしつつ、勝負への算段をはじきだす。

(この戦い勝てる。相手は異世界のド素人だ) と。


 一方。

「昔、俺がさえない中年だった頃、そこそこ遊んでいたパチか・・・勝機はこちらにあるっ!」

 康治はまんざらでもない口調で言った。

「ダーリン、パチンコって」

 エリザはまずそこから尋ねた。

「そうだな・・・大人の遊び・・・かな」

 彼は少し考えて話す。

「大人の遊び・・・エロスかしら」

 エマが目を輝かせる。

「違うって」

 呆れる康治。

「でないとすれば」

「ギャンブルですうか」

 エスメラルダとヒルダのベテラン勢は、臆面もなく堂々と言った。  

「・・・ま、そうだけど」

「玉を打ってぶっ放せばいいでしょ」 と、エマ。 「そうだな・・・じゃ、作戦を・・・」

 康治は嫁たちと円陣を組み作戦を伝えた。

勝負の行方は?

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