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東方龍獣録  作者: 秋
機械化異変
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マシーナの襲撃

「流石に一般の人間が機械化しても、それほど力がなかったようだな……しかし、1人相手なら余裕でも複数人相手では……ククク」

「無駄に悪役感出してますが、この会話霊夢さん達には聞こえてないですからただの厨ニ病ですよ」


ーー博麗神社上空に大きな翼と尻尾の生えた2つの黒い影が、神社を監視をしていた。




「霊夢、大変なことになったわね」


空間に線が入り、スキマと言われる目の模様が沢山あるところから上半身を出しながら紫がいう。


「えぇ、今回の異変のターゲットは幻想郷の住人全員。それほど強力な魔力があると予想できるわ」

「私たち妖怪や不老不死はこの音に対抗できているようだけど、普通の人間は音に抵抗できなくなって操られてるみたい」


ここに来た人間も恐らくその1人だろう。

子供だからすぐに抵抗ができなくなって襲ってきたに違いない。


「それに、操ろうと音を響かせる力を強めてくる能力が付与されてるわ」


扇子で口元を隠しながら話している村にだが、その扇子を持っている手に力が入っていた。

恐らく紫の式がその響かせる能力にやられて苦しんだのが想像できた。


「紫、犯人は誰だか予想できてる?」

「恐らくだけど、【秋】の可能性が高いわ。間違っているかもしれないけど、他にこんなことをする人なんてかなの幻想郷には居ないもの」

「秋もしそうにないけれど、まだ秋についてなにも知らないから仕方ないわね」


とりあえず秋を訪ねてうやむやにしてきたら攻撃する。

秋のことだから知っていても素直に話してくれそうだし、それに関与してるなんてことはないと思うから大丈夫ね。

霊夢と紫が行き先を決め秋の場所を訪ねるために紅魔館に行こうとしたその時ーー


「マスターの友人に怪我があっては大変ですから今ここで排除します」

「誰っ!?」


霊夢と紫の後ろから声がし、振り返ると白と黒の混ざったフードを被っている人がいた。

その者の服装は、白と黒のメイド服の上に白と黒の長いロングコートを来た人だった。


「私の名は【機械龍=マシーナ】と、申します。以後お見知りおきを。ここで死んでもらうので忘れてもらっても結構ですが」

「貴方がこの異変の首謀者?マスターの友人ってどういうこと?貴方は従者なの?」

「一度に3つも質問するなよ人間が。それがドラゴンに対する態度か?」


突然口調が変わり後ろを向きロングコートの後ろに書いてある紋章を見せる。

その紋章は、白と黒の城に巻きつきこちらを睨む龍の紋章。


「人間なんぞに龍化する価値なんてない。手加減しかしないからかかってこい!」


ーーカッカッカッカッカッ……


頭に響く音は速さを増し、頭の中を響かせる。

頭を押さえながら紫の方を見ると、紫も少し痛そうにしながらこちらを見ていた。

1人だけ音を響かせる能力じゃないってことね……でも、私と紫ならこんなやつには、負けない!


「先手必勝!【霊符・夢想……】」

「【龍符・龍核】♪」


霊夢がスペルカードを唱えようとした途端、マシーナが早く唱え、龍核が発動する。

物凄く細かい弾幕がそれから永遠に降ってくる。

それに加え、マシーナ自身が自機狙いの巨大な炎を撃ってくる。

こんなの避けれるはずがーーない!

避けれきれないことを察しながらも、避けれると信じ避ける霊夢。

その霊夢に早いスピードでぶつかるような近さで通る箒に乗った者ーー魔理沙だった。


「あいつは1人じゃ勝てそうにないぜ。私のスピードと火力と、霊夢の判断力が必要だぜ」

「魔理沙はこのまま回避に専念して、私が攻撃を当てる!」


何とか龍核の弾幕を回避できたとしても、突如放たれる巨大な炎。

その炎をやっとのことでかわしたところでやっと攻撃のチャンスがやってくる。


「そんな札程度でダメージが入るとでも?」


物凄くマシーナの体力が多いのか全く効いている様子がなく、炎を出してくる。

1発でいいから相手に大きめのダメージが通れば……ッ!

そう、1発さえ当てればそこから一斉攻撃で恐らく勝てる。

しかし、霊夢の攻撃はダメージが通っておらず、どうすることもできないのである。


「というか紫は何やってんの!?」

「そんなことより、また大きく避けるぜ!」


巨大な炎が向かってきているので大きく避け、少し離れた瞬間ーー


ーーザッ!


「ごめんなさいね〜たまには一撃で仕留めれそうな物を使ってみたくて」

「見誤りまし……たね。まさか……こんなところに、危険対象、が……いるなんて」


正直、殺ろうと思えばいつでもできたのだ。

しかし、逃げられたら面倒くさいので、そのためだけに時間をかけ持ってきたのだーー

ーー巨大な槍を。

マシーナの腹は見事に穴が開き、動くことができなくなっていた。


「ぅ……龍化!」

「あら、まだ動けるなんて予想外。でも、もう終わりね。【境符・四重結界】」


龍化し逃げようとしたが、スピードが出ずに苦しんでいるマシーナに弾幕が迫る。

そして直撃すると同時に煙が立ち上った。


ーーパバパパパンッ!


銃声……そう気付いた頃にはスキマが目の前にあり、銃声の正体を見る前にスキマが消えていた。

そして、煙が晴れてマシーナの姿を確認しようとしたが、マシーナの姿はなかった。


「逃げられたわね。恐らく相手は弾幕を相殺、もしくは消せる能力を持ってて、あのドラゴンに当たる瞬間に消し、こちらに弾幕を撃って目眩しをし、逃げた」

「私達2人だったらジリ貧で負けてたわ。ありがとう紫」

「お礼はいいわ、それよりさっさとこの異変を解決しましょ」


霊夢、魔理沙、紫の3人は情報収集のために人里に行くことにし、人里に向かった。

それにしても弾幕を消せるならなぜ逃げたのかしら?そこだけが唯一の謎。

とにかく急いで解決しないと、嫌な予感がするわ。



ーー人里のすぐ手前まで到着したが、人里は機械で出来た村になっていた。

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