33話 音楽クラブ 第二小6年1組 丸山友理奈
クラブ、色々迷ったけれど、音楽クラブにした。クラブは一週間に一回で、合唱と楽器演奏を月交代でやっていく。楽器は、音楽室にあるものと、家にある人は持ってきてもいいんだ。私は特にないから、音楽室にあるものを使うけれど。ギターとか持ってきている人もいるよ。楽器は木琴が好きだな。優しい音もする。去年と一昨年同じ学校だった子も同じクラブで、友達もいてこのクラブにしてよかったなあ。
10月の朝の集会で、音楽クラブの発表会がある。発表は合唱、クラブのみんなで話し合って曲を決めた。高音と低音に分かれて歌うところもある。私は高音の担当。そこが難しかったなあ。なかなか音が合わないのよ。
朝の集会で全校生徒の前で、合唱を発表する。ちょっと緊張してきた。最近、音も合うようになってきて、なんかいい気分での本番。
♪♩
発表は音が合って、とてもよくできていたって先生にもほめられた。そしてステージを下りて、自分のクラスの6年1組の列に戻る。これからは校長先生の話とかのいつもの集会が始まる。
すると列の中に見慣れない顔があった。
「友理奈、かっこよかったじゃん」
「え?あゆみ?」
普段見ないクラスメイトにびっくりした。
「今日いつもの学校、校外学習で午後からなんだ。だから来ちゃった。」




