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【第二弾】インスタント小説集  作者: 三色団子


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高嶺の花の根

見えないと想像には及べない


 みんな私の上辺だけを見て評価する。


 顔がいいスタイルがいい、頭がいい運動神経がいい、声がいい歌が上手い、字がキレイとか所作に品があるとかなんとかかんとか、もううんざり。


 今日もよく知らない男子から告白された。


 踏めよ、段階をよぉ。誰なんだよお前は。


 まずは共通の話題作って、メッセージでやりとりして、学校で会って会話して、放課後遊んで、仲良くなったら休日に二人でデートして、そんで告白だろうが。


 なんでどいつもこいつも過程をすっ飛ばして結果を求めるんだよ。


 そりゃ私は可愛いよ。おっぱいも大きいし、高嶺の花だろう。


 一早く自分のモノにしたいって感情を否定はしないさ。


 でもさぁ。どんなにきれいな花でも、根っこはあるんだよ。


 むしろきれいに咲くために、土の中に頑強な根を生やしてるわけ。


 そこんところ、もう少し理解してほしいんだけど。


 ねえ、聞いてる? お前に言ってんだけど。


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