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【第二弾】インスタント小説集  作者: 三色団子


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ガラスの靴

少年は美少年です。男子校なら痴漢されるタイプ


 田舎の村に突然やってきた豪奢な馬車から降りてきた王子様が言った。


「この靴に合う足をした人はいないだろうか」


 台の上にキレイなガラスの靴だった。


 舞踏会に来ていた人の落としものらしく、靴の持ち主は王子様の婚約相手になると説明があり、村の女性がこぞって足を入れようとする。


 だが村の女性は誰一人としてサイズが合わなかった。


「ここにもいないのか」


 王子様が諦めて帰ろうとしたその時、野次馬をしていた一人の少年が不可抗力的に押されて出てきた。


 どうにも逃げれる雰囲気にないことを察した少年は、「どうせ合わないに決まってる」と諦めて試してみた。


 しかしてスッ、と一切の抵抗もなく入ってしまった。


「えと、結婚するんですか。その……僕と?」


 その後国中に、現在の国王は男色家との噂が実しやかに囁かれた。


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