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鼻歌
羞恥シチュ大好き侍
暇になると鼻歌を歌ってしまうのが恥ずかしくて、一人の時以外は気をつけるようにしていた。
部室には誰もいなくて、運動着に着替えながらつい歌っていた。
着替え終えるまで誰も来なくて、サビもかなり盛り上がってしまった。
そそくさと外に出ると、ちょうど隣の部室から啓悟が出てきて鉢合わせた。
私の前を何食わぬ顔で歩きながら、ふいに鼻歌を歌いだす。
「ちょっと、え、待って、聞こえてたの」
「壁薄いからなぁ。ご機嫌だったじゃん」
言って、鼻歌が熱唱もかくやのサビに入った。
「はっずい。やめてよ」
熱くなった顔をぱたぱたと仰いで啓悟を蹴飛ばした。
「いった、くはねぇな。つーか結構歌うまいじゃん」
「うるさい」
「部活終わったらカラオケ行かね?」
「……行く」
啓悟がまた歌いだしたから、今度は強めに蹴飛ばした。
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