57/66
砕氷
がしゃあああん!
ホールいっぱいにまで響くほど盛大に、氷を床にぶちまけた。
田舎の居酒屋には常連しかいなくて、店員も客も「またか」という顔をしているのが見なくても分かる。
「あー、ここ俺がやっとくから、ビール運んどいて」
「あ、す、みません」
先輩が持って行くはずだったビールジョッキ二つを運んだ。
はぁ、とバイトが終わってバックヤードに着替えに行くと、
「あいつとシフト被ると仕事増えてしんどいっすわ」
先輩と社員さんの声が聞こえてきて、胸がきゅっと苦しくなった。
「まあ頑張ってんのは分かるんだけどね」
「いやでも、メモ取るだけで何も覚えてないっすよ」
わたしだって。でも、わたしなんか。……どうすればいいの?
気付いたら、荷物もそのままに店の制服を着たまま帰っていた。
~~~~~テンプレート~~~~~
・評価:(∩^o^)⊃-☆
・感想:φ (..)
・リアクション:(`・ω・´)b
上記等の反応を頂けると嬉しいです!
よろしくお願いします m(_ _)m
~~~~~テンプレート~~~~~




