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【第二弾】インスタント小説集  作者: 三色団子


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プレイボーイ

playとprayのダジャレ


 何が悲しくて男二人で初詣に来なければいけないのか。


 コートのポケットに手を入れながら、長蛇の列の半分くらいに並んでいた。


「なんでこんな人がいんだよ」


「心信深いんだろ知らんけど」


 地元の神社と言っても初詣の時期はそれなりに込むらしい。


 知っていれば日時をずらすこともしたのだが、生憎とここに詣でるのはこれが初めてだった。


 ようやく俺たちの番が来て、五円玉を入れ、ガランガランと鈴を鳴らす。


 えーっと、二礼二拍手一礼だったか。


 祈ることもない俺は早々に退出して、友人が来るのを待った。


「やたら長かったけど何お願いしてたん?」


「セフレができますようにって、顔とか性格も細かく伝えといた」


「プレイボーイかよ」


「まだヤッてねぇよ」


「いや祈るほう」


「座布団の代わりに使いかけのカイロをやろう」


 ぬるくなったカイロがポケットにねじ込まれた。


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