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【第二弾】インスタント小説集  作者: 三色団子


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卒アル

卒アルで作った焼き芋はインク臭かったです


 片付け中に、失くしたと思っていた中学と高校の卒業アルバムを見つけた。


 以前の引っ越しから手を付けていなかった段ボールの中にあったらしく、つい懐かしくなってめくりはじめる。


 自分の写っている部分に恥ずかしい気持ちを覚えつつ、最後の空白のページへと到達した。


 男女や仲の良さを問わず、片っ端からお願いして書いてもらったメッセージで、余白もないほどびっしりと埋まっている。


 対照的に、高校の方は写真もほとんどなければ、最後のページは空白のままだ。


 友達がいなかったわけでも、寄せ書きをする暇がなかったわけでもない。


 ただなんとなく、もう二度と会えなくなる気がして断ったのだ。


 当時のことを思い出してアルバムを閉じ、元の段ボールの奥へとしまう。


 もう二度と、開けることがありませんようにと願いを込めて。


~~~~~テンプレート~~~~~

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