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食用家畜オーク肉
異世界転移した先で俺を助けてくれたのは美しい女性だった。
「もしかして、異世界から来た方ですか」
「多分?」
「いえその姿を見れば分かります。大変、早く国に報せなくては」
嬉しそうに言う女性に連れられて、俺はオークの国にやってきた。
オークといっても街並みと装いは洗練されており、違いと言えば見た目くらいなものだ。
聞くところによるとこの女性もオークらしいが、人にしか見えなかった。
俺は国王に歓迎され、晩餐会が催された。
どうやらかつて異世界人がこの国を救ったらしい。
そこにはあの女性もいた。なんとも幸せそうな表情だ。
だが席には座っておらず、テーブルの上である。
「彼女はなにを?」
「あれは食用ですから。王室御用達で、大変美味ですよ」
言う間にだん! と首が落とされた。
呆然としている間にも調理が進み、皿にステーキが並んだ。
ステーキは涙が出るほど美味かった。
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