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【第二弾】インスタント小説集  作者: 三色団子


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36/62

タイマン


 家までのショートカットに公園を歩いていたら、いかにも不良ですって見た目の学生たちが道を塞いできた。


「おまえ俺らのこと見てただろ」


「いや見てないけど」


「カネかヤキかタイマンか選べ」


 すっかり取り囲まれており、走って逃げるというのも難しそうだった。


「じゃあ、タイマンで」


 ジャケットを脱いでネクタイを外し、パンチを打つと見せかけて蹴りをお見舞いする。運悪く玉に命中したようで、不良はうずくまって地面を舐めていた。


「おいなに俺らの仲間やってくれてんだよ」


 取り囲んでいた野次馬たちが襲い掛かってきたが、俺は構わず最初にのした不良だけを殴りまくる。


「お、おい」


「やめろって」


「よっちゃん死んじゃう」


「なんかこいつヤバくね」


「ちょ、俺帰るわ」


 一人が帰ると、仲間を置いてみんな帰ってしまった。


 警察と救急車を呼ばないのは怠慢だな、と俺もそのまま家に帰った。


~~~~~テンプレート~~~~~

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