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【第二弾】インスタント小説集  作者: 三色団子


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平らな世界


「今度集まりがあるから、興味があるなら来れば?」


 不登校の友人に誘われて恐る恐る会場に行くと、地球平面説を信じている人たちがたくさん実在していた。


 しかし、居心地の悪さこそあるものの、一見して誰もかれも普通の人たちで、話をしてみても陰謀論にとりつかれた狂人という印象は受けなかった。


 ここでは友人は人気者らしく、もう何年も見たことのなかった笑顔で楽しそうに会話している。


「平面説? いやぁ、別に信じちゃいないよ」


 覚悟を決めてした質問には、あっけらかんとした答えが返ってきた。


「本当に信じてる人も中にはいるけどね、ほとんどは社会のつまはじき者が肩を寄せ合ってるだけだよ」


 なるほど、だからか。


 俺はもう何も言わずに、そっと会場をあとにした。


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