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【第二弾】インスタント小説集  作者: 三色団子


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しおり


 世界の果てはあったんだ!


 達成感に胸がいっぱいになっていると、海の白が逆立ち捲れて倒れてきた。


「え、ちょ、は、うわあああああ!」


 ——あれ?


 絶対死んだと思ったのに、全然痛くない。


 そっと目を開けると、海も乗ってきた船も何もなかった。


 真っ白だ。ただどこまでも真っ白だ。


 ようやくたどり着いた世界の果ては、次の果てに続いているらしい。


 新たな冒険に、ワクワクよりも苛立ちが先を行く。


 何に対してかと心に問いかけ在処を探った。


 せっかく作った船が無くなったこと?


 振り出しに戻され徒労に変わったこと?


 偽物の世界を旅させられていたと気付いてしまったこと?


 違うちがう。ぜんっぜん違う。


 この世界が本だと言うのなら、ページをめくるのはあたしだ。


~~~~~テンプレート~~~~~

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