平成26年④
今日は2限だけで授業が終わった。
3限目のみんなで受ける必修授業は2週連続休講になっていた。
やることないし家に帰ろうとした時、沙優からLINEが来ていた。
(ヤッホー高瀬!お久!(´・ω・`)
この後みんなで集まろうと思ってるんだけど
高瀬も来てね!)
久しぶりのエミリーに声を掛けづらいが。
まぁ久しぶりに!といつものカフェテリアに行った。
斎藤以外の4人はもういて、沼山をいじって遊んでいた。
沙優が僕が見るなり
「高瀬!久しぶり!見ないうちに大人になった?」
と声を掛けた。
「半月ぶりだから、そんなに変わってないでしょ。
てかエミリーこの間の授業の時はごめん。」
エミリーははぁーと一息ついて
「私こそ言い過ぎてごめんね。
あとさ花音とさ。」
「あ、えっと。ごめん。それも話そうかと思って。」
「私が高瀬に怒った後から、仲良くなったんでしょ?びっくりだよ。」
飯田と沼山が
「マジか高瀬!」
「高瀬くん!いいなぁ‥」
と揃えて言った。
「いいなぁってさ。少し複雑な気持ちだよ。」
エミリーは腕を組んで。
「分かるよ。高瀬。花音もなんで高瀬に距離近くするんだろうね。ちょっとそこもなんだよね」
沙優が僕の方を向いて
「高瀬チャンスだよ!女の子は弱ってる時がチャンスだよ!」
と言った。
エミリーが
「沙優やめてよ。花音は以外と真面目で繊細なんだから。」
「えー!でもさ、絶対に花音ちゃんは彼氏と上手く行ってないじゃん。高瀬は聞き上手だし。
行けるよ!って高瀬が彼女と一緒にいる所見てみたい!」
「え?本当に沙優?なんかありがとう。」
「だってさ!高瀬が彼女と一緒にいる所なんか想像できないから、花音ちゃんと結ばれて欲しい!」
コイツは褒めてるのか、貶しているのか分からない子だなと思ったが、
沙優の「弱っている時がチャンス」の発言に気持ちが揺らいだ。
「お前ら何話してるだ?」
と振り返ったら斎藤がいた。
エミリーは目を丸くして
「どうしたの?こんなに、まっきんきんにして。スーパーサイヤ人じゃん。」
「イメチェン!」
「イメチェン‥」
沙優が
「ちょーおカメカメはぁー!」
とやっていた。
全く愉快な友達に巡り会えたものだ




