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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第116話 流氷

「ユーさん、おっはよー。」

「おはよう、ユーさん。」


翌朝、昨日と同じく、ジムで軽くランニングマシーンで走って、そのままシャワーで汗を流して食堂へ入ると、予想通り、ミズキとレイナが居た。


「おはよう、ミズキ、レイナ。 そうだ、2人に話があるんだけど、今良いかな?」


「えー、なーにー? 良い話ー? 悪い話ー?」


「うーん、良くも悪くもないかな。ってか仕事の話系? そろそろ流氷海域に入るんだけど、コンディションイエローでの監視体制にはしない代わりに、ムサシが大きい流氷を見つけ次第、艦橋への呼び出しをしてもらうことにしたんだ。急な呼び出しがあるかもしれないけど、頼むね。」


「あ、そうか。流氷海域か。了解だよ。」

「流氷ー。見てみたいしねー。」


「じゃ、よろしくね。ところで、ミズキはいつものドライフルーツ入りシリアルみたいだけど、レイナのそのオムレツっぽいのはなに?」


「あぁ、これ? これはオムレツじゃなくてスクランブルエッグだよ。それと燻製ベーコン、ポークソーセージ、それにメープルシロップワッフルだよ。」


「うぉ、相変わらずガッツリ系だね。でも、そのワッフル美味そうだな、オレもそれにしょうかな。」


「もう少し軽めに、スクランブルエッグとサラダとワッフルにしましょうか?」

ジュンさんが厨房から出てきて言った。


「あ、いいですね、それ。そうします。」


珍しく朝からちょっと甘いものを食べたあとは、艦内を一回りして艦橋へ来てみた。


艦橋の窓から見える甲板は相変わらずの暴風雨の真っ只中だよ。


しばらく艦長席で調べ物をしていると、ミズキが入ってきた。


「あ、ユーさんが居たー。」


「ミズキ、どうした?」


「なんでもないよ、艦内巡回だよー。レイナは『自由の女神』の3人と一緒にずっとジムに籠もってるからねー。」


「そっか。『自由の女神』チームは本職の自衛官だから、基本、いつも身体を鍛えてるよね。だから、レイナとも気が合うのかもね。」


『前方1キロに大きな流氷です。現状のコースでは本艦に影響ありません。』


「え? 大きな流氷なの? 見てみたいなー。 でも外がこんなに台風みたいじゃなにも見えないよ、残念だなー。」


「そうだ。ムサシ、前方の様子を常時メインモニターに映しておいてくれるか?」


『了解、前方の映像を映します。』


モニター越しとはいえ、久しぶりに大海原の様子を見ることができた。最初からこうしておけば良かったかな。


「あ、ユーさん、あれ、あれが流氷だよねー? やっぱデッカイんだねー。」

ミズキが指差す先の水平線上に大きなキラキラ輝く塊が見える。


「そうだね、オレも始めて流氷見たよ。」


「そうだ、そういえば、北極ってシロクマが居るんだよね? 見えないかなー。見てみたいなー、シロクマー。」


「シロクマって白いんだよね? 氷の上に白いクマが居るのって、遠くからでも見えるのかな?」


「ムサシのレーダーなら探せるんじゃないかなー。 ねー、ムサシー、シロクマ探せるかなー?」


『生物の種類までは正確に特定は難しいですが、大型生物を見つけることはできます。ただ、このあたりに居る大型生物であれば、ほぼシロクマだとは思います。』


「じゃぁ、シロクマ見つけたら教えてね、ムサシー。」


『了解です。』


ついにプリマベーラと連動したAIシステムが動物探しに使われるようになっちゃったよ。ホント、そのうちプリマベーラから怒らるんじゃないかな・・。


「それじゃ、わたしは艦内巡回の続きに行ってくるねー。」

ミズキが大きく手を降って艦橋を出て行った。


その後も、調べ物をしたりしながら、ぼーっとモニターに映る景色を見ながら艦長席で過ごしていたら、時間は昼になっていた。時計を見た途端、腹が、減った。


食堂へ行こうか、とも思ったけど、なんとなく景色を見てるのが楽しくなっちゃってるんで、ここで食べることにする。

配膳ロボを呼び出して、今日のメニューをチェックする。


Aランチが唐揚げ、ハムカツ、クリームコロッケの盛り合わせ、3色ナムル、揚げししゃも、豚汁。Bランチは肉野菜炒め、ピリ辛肉団子、春巻き、玉子スープ、Cランチがチキンドリア、チキンソテー,エビサラダ、コンソメスープ。うーん、毎度悩むメニューだな、贅沢な悩みではあるんだけど。よし、Bランチにしよう。


しばらくして配膳ロボがBランチが詰まった弁当箱を持ってきた。


モニター越しとはいえ、大海原を見ながら食べる食事って、ちょっと優雅だよな。TVと違うのは、実際、今も海の上に居るわけだしね。


日が暮れて、辺りが暗くなってきた所で部屋へ戻った。

何をしたわけでもないけど、やっぱり疲れるもんなんだな、とりあえず、ベッドへGOだよ。

お気に入りのフカフカ布団にくるまった、その瞬間だった。


 『ヴワー、ヴワー、ヴワー。』

艦内アラームが鳴る。

うっわ、今艦橋から戻ってきたところなのに、タイミング悪いな、オレ。


 『本艦前方に大型の流氷を確認。本艦前方に大型の流氷を確認。』


艦橋へ上がると、シオリ、ミズキ、レイナが揃っていた。


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