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殺意。
続け様に僕に話しかけてきた人がいた。津島霧子だ、彼女は楽兎会の幹事的な人で、ああ、またライバル宣言かなって思ったらば、ごめんね、楽兎はいつもこうなの、いつも誰か新規の人を誘ってはライバル宣言して、相手を戸惑わせる、戸惑わせることが目的で、絵を極めるなんてことはしない、そんなやつ。
「ねえ、楽兎を一緒に殺さない?」
唐突だった。いやいや、僕はまだ会ったばかりだから、そんな、そこまでではないですよ。霧子は鋭い目つきで僕を見つめて視線をはずさなかった。蛇だ、毒蛇だ。
僕は刺激を求めていたけれども、こんな刺激は初めてだ。
じゃあ、僕は、彼を殺すかどうかを見極めます。殺すに値すれば、協力します。
「じゃあ、約束ね、約束のキス。」突然、唇を奪ってきた。
いや、ちょっ
たまたま、愛子は楽兎と話していて見ていない。
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