Q:大魔帝王は誰でしょう? A:あの両刀使いだろ
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どんな方法かまでは語られなかったが、フェンリル復活の生け贄として人間の国から一人の久遠人が大陸に運ばれる事を知った大魔帝王。事が上手く運ばれフェンリルがアンを捕食したとすると復活し、人間との戦争が被ってしまう可能性があった
因みにフェンリルは死なないらしい。巨大な身体の中にある魔核を壊しても、時間をかければ完治するとか。差し詰め、アンは魔核の治りを速くする為の治療剤って所
曰く。人間との戦争は対したこと無いが、今回のフェンリル復活は多くの魔獣が先導して行っているらしく。大きな争いが起こる事を確信していると語った
その暁には是非とも大魔王、魔王の全員を召集。鎮圧に専念して欲しいと考えていると
最たる阻止に向け、まずはアンの救出から始めたらしい。その時にある強いエルフがアンを助ける為に戦っているのを見つけた
元々アンは保護し、大魔王。魔王の側近の誰かに預けるつもりだったらしいが、そのとき戦うエルフをアンの保護者候補と考えたという
大魔帝王はスキルでアンに橙色のエルフ以外から逃げる。と山脈の外へは出ないという暗示をかけ、副都の山脈に逃がした
アンを助ける為に戦ったエルフの先回りをして、とある魔獣の拠点まで先回りをしたらしい
そこへ別の保護者候補となる俺が現れた。そこからは俺がどんな道のりを辿るかを影ながら観察。フィエの街を出た辺りからは行く先も解って、そこからは放置
今に至る
一通りの話を聞いた限りだと、大魔帝王って。……ま、まあ。それは置いておこう
他者の位置情報、アンへの暗示、移動距離の多さ。どこもかしこも突っ込みたい所ばかりだが、ライラの魂製器
魂を切り裂くスキルの事を聞いてしまったからには、もうどんな事も出来てしまえそうで否定できない。四次元ポケット作れちゃうんじゃないの? そういったスキルを持ったヤツがいるかも
全て勝手な想像で、この世界の魔法やスキルが本当に万能だった場合の話をしよう
位置情報はおそらく。セーフフィールドに似たスキルだと思われる。フィールドないに魔物や魔獣が入ってきたのがわかるように、特定の相手の位置ならば確認できるのかも
もしくは、セーフフィールドを出しているスキル自体に含まれているのか
俺の勝手な想像は続くが、スキルってのはできる事が限られていると思うんだ。オーバースキルである全魔眼が異常なだけで、それ以下のスキルは特定の事しかできないと思う
魂製器にしても、魂を直接攻撃する事ができる。または直接攻撃できる武器を作れるの二つしかない。と思われる
結論。やっぱり魔法の方が便利
最早別の話にシフトしているな
アンへの暗示だが、これは思い当たる節がある。俺が彼女を初めて副都に連れてきた時。普通なら追われている種族が沢山いる所に行きたくもないはず。それなのにアッサリとついてきた
多分だけど、俺の肌の色がアンの暗示を解く鍵になったのかも
催眠眼と似た感じのスキルか。まあ、俺が唯一催眠系のスキルを持っているとは思っちゃいない。いつか出会うとは思っていたけど、まさか最初が大魔帝王だったとは
移動距離の多さ。あの魔族と最初に会った時の感覚は間違えじゃなかったんだ。突如現れた様に感じたんじゃない。突如現れたんだ
先回りとは良く言ったもんだよ。瞬間移動じゃん
科学で説明できなくたってもういいや。魂を斬っちゃう世界だもの。瞬間移動くらい御茶の子さいさいでしょ?
さて、話を始めに戻そう。現在に至る間に大魔帝王が謝る原因となったイレギュラー要素が一つ
憎きライラの存在だ。ライラが何かしている事は知っていたが、まさかこんなにも速くウィルの領地の近くにきて、更にはフィールドないにまで足を踏み入れるとは考えてもなかったそうだ
ここだけ聞くと、位置情報の予想自体薄れてしまう。だが、魔物がフィールド内に入ると瞬く間にプレスされた所を見て。コレットさんの話で魔獣には効果が無いと聞かされている事をふまえる
さっき言ったフィールドを作るスキルと、位置情報の相互関係は限りなく低くなる
フィールドは入ってきた生物を自動で排除する。その際、魔族やエルフ、獣人を倒してしまわないように区別するのは。言葉を発せるか発せないか
そう考えれば魔獣が入ってきても大地のV字プレスは起こらない。それ以外にも言葉を話せる物と接触していれば、プレスされないってルールがあれば。赤ん坊やペットともフィールドを越えられる
そして位置情報だが、魔獣魔物には反応しないとかそんなんだろう。適当に聞こえるかもしれないけど一番シックリ来る
……ライラがフィールド内に入ってまでアンの所に来た理由はなんだ? 今、色々構想した上で考えればデメリットしかない
フェンリル復活の為とはいえ、俺らが山脈を出てくるのを待てば良かったのに
あ、ライラはアンの位置が大まかにだけは解っていたのでは? 大魔帝王がアンをここに連れてきてからずっとこの場を見張っていたとしたら。堪え切れずに入ってきた可能性もある
妄想が過ぎるか。スキルの考察程度ならいいが、あそこまでタイミング良くライラが出てくるはずがない
さてさて、色々と考えたり脱線したりしたが。大魔帝王が謝った理由と経緯は解った
もちろん俺はアンの手足が無くなったのを大魔帝王の所為にして責め立てたりしない。彼女も色々と考えて動いているのだ。彼女もね
だから
「謝る必要なんてありません」
俺が弱かったからいけないんだ
「『あ、そう? そういって貰えてよかった〜。やっぱり素直に謝ってみるもんですね
美男子は優しい。そう相場が決まっています』」
アンゴレさん越しじゃなかったらやっぱり説教くらいはしていたかもしれない
大体俺は今この話をしたいのではない。戦争への参加の話を聞きたいんだ。取り敢えずその事を伝える
「『その事ならば問題ないよ。急げば間に合うでしょ?』」
なんとも当たり前のように言われた。心配して損したよ。しかし、そのあと不吉なことを言った
「『ただ、今回の強敵はアビゲイルと相性最悪だから心配なんだ』」
俺が急ぐ理由が増えたよ
ん〜。どうでしたか?
大魔帝王はアイツだろうな〜。とか思ってた人もいるんじゃないですかね
彼女には色々動いてもらってたのですが、私にはそれを円滑に進める事が出来ませんでした
書き直し時はここをもっと上手くすんなりと想像できるようにしたいです




