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転生大魔王の街防衛記  作者: 雨香


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4/5

ep4 会議とその後

「やっときたんだな」

「おそいー」

「人を待たせるなんてよくないわよ?」


などなど5人からの攻撃。

会議室に着いた瞬間これは酷くないかな。一応早くきたんだけどなー。


「今早く来たはずなのにとか考えませんでした?」

「ギクッ」

「ルナちゃんが連れてきてくれないと来なかったくせに酷いやつだね」


そう言ってきたのは東門担当『四条火乃香(しじょうほのか)』。護香の妹だ。

彼女の能力は『爆破』と『代償』。世界的にも珍しい能力の二つ持ちだ。爆破は手に触れたもの全てを破壊でき、代償はその名の通り何かを支払うことで自身を強化できる。どちらも使い方によっては最強格と言えるだろう。


「全く。ルナちゃんがいないと会議の時間も守れないなんて」

「ほんとですよ。このくらいは自分で来て欲しいものです」


(;_;)

そんな言わなくても…


「まぁまぁ扇真が遅れてくるなんていつものことだろ?それよりさっさと会議始めようぜ」


今助け船を出してくれたのが、『神谷恒一(かみやこういち)』。能力はよくわからんが剣に関わる能力な事だけは知っている。この街の中ならトップをとれる程の力を持っている。


「それもそうね。じゃあ始めましょうか」

「えー、お姉さまーもっと扇真くんをぼこぼこに言おうよ~」

「だーめ。会議もしてないのに時間かけすぎるのはよくないわよ?」

「はーい」


――――――――


会議は特に問題なく進んだ。議題としては

・先ほどの襲撃について

・知能のある魔物の対処方法の確認とこれの認知

の二つだった。


「今回の襲撃は感覚だけど、他の時とは違う気がしたわ」

という護香の言葉に対し

「俺の方は特に変わりがなかった。西だけというのはなぜだろうな」

と、神谷。そこに火乃香が

「そっちの方って何かあったっけ?」

と問う。護香が

「他の街があったはずよ」

と答える。このような感じだった。


またもう1つの議題。《知能のある魔物について》は

「これまでの知能持ちは言葉が話せたけど、今回のやつは話せてなかった」

「それはたまたま話せない種族だったんじゃないの?」

「いや、あの大熊(ベアボル)は言葉を話せてるやつに昔会った。話せないことはないはずだ」

「そうなんだ。あと対処は遠くから攻撃か一撃粉砕の二択だったよね?」

「端的に言えばそうだな」


こんな話と適度な情報交換を行い今日の会議は終わった。

ん?俺は何か話したのかって?何も話してねぇ。ベアボルは倒したんだから許してくれるだろう。強いて言えば火乃香の遠くから攻撃か一撃粉砕かの二択だよね?みたいなので頷くだけ頷いといたくらいだ。


「それじゃ次の会議は翌しゅ…」

何故かそこで止まる四条。どうしたんだか

「どうした四条」

「まずいわ。隣街が落とされた。もうすぐそこまで迫ってきてる」

全員が黙った。

「…そうか。あいつは?」

神谷が口を開けた

「残念だけど貴方の言ってる人からよ

『私たちの街が落とされた。恐らく全員死亡。私ももうすぐ死ぬ。これも最後の力を振り絞って送ってる。敵は悪魔。名前持ちで、『アザリエル』能力は死体を自在に操ってる感じだった。どうか健闘を祈る』と私に届いたわ」

「…アザリエルか。名前は覚えた。これ以上被害を出さないためにも俺は…そいつを殺す」

神谷の殺気が辺りを包む。

「神谷。気持ちはわかるが抑えろ。これは戦争だ。1人で絶対に動くなよ」


流石にこれは言わなければ1人で隣街まで行きそうだ。ここで戦力が減るのはアザリエルとやらと戦うときにも困る。士気の低下にも繋がりそうだ。


「…あぁわかっている」

作者のお話&設定のお話

GW書こうとは思ったんですが、なんか全然書けなかったので今日書けてよかったです。

それと、担当場所一応ここに書きます。

扇真→西・南門

ルナ→南門

護香→西門(稀に南門を見る)

火乃香→東門

恒一→北門

???→北・東門

!!!→中央(最終防衛ライン)

また担当と言うのは門が1つだけの場合はそこのリーダー。2つの場合は副リーダーとなります。選出基準は移動能力が高いかどうかで1つか2つのどちらか。強さでリーダーとして選ばれるかどうか。選ばれる際は投票または既にリーダーの者からの推薦です。

扇真は護香からの推薦。ルナは扇真からの推薦によりリーダーとなりました。護香はシンプル住民からの投票です。

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