『赤ずきん伝説』から始まる異類恋愛譚 ─ 祖母の遺言で、赤ずきんの孫だということを知りました ─

　ルナリア王国は、「赤ずきん伝説」が残る国。
　そんな国で名をはせる魔法使いミアは、祖母の死に間際で自分が「赤ずきんの孫」であることを知る。
　祖母の遺言「お見舞いに行ってほしい」を叶えるため、オオカミ獣人が住む森の家へ。
　そこで出会ったオオカミ獣人・ウォンは、病を患っていた。
　その病を治すたび、二人の距離はどんどん縮まっていって──？

　祖母と結ばれなかったオオカミ獣人と、その孫による、奇妙な恋愛譚のはじまり。

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