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31日の夏物語  作者: Monty
27/28

8月31日前編

とうとう、ここですごした夏休みも最終日を迎えてしまった・・・


数日前に何とか花陽が助かって安堵したが、結局今まで花陽の姿を目にすることはできていない。


連絡先は交換しているので電話を掛けようと思えばできるのだが、さすがに経った数日であの状況から退院することは不可能だと思っているため、現在病院に居るであろう花陽に電話を掛けるのは普通にマナー違反であるためしないでいる。


何度か病院にも行ってみたがもちろん会わせてもらえなかった。


どこか心の中で諦めながらも、病院に行く用意と帰るための身支度を済ませ、バスに乗って病院に向かった。


よくよく考えてみたら、ここ最近咲の姿もまともに見ていない気がする。


一旦戻るので特に何も持ってきてはいないのだが、なにか重いものを持っているかのように体が重かった。


花陽のいる病室すら教えられていないので、俺はいつもの先生のところに最初に向かった。


先生に「病院で俺に用あるときはから決まった時間にここに来てくれ」といわれているので毎回ここの診察室に決まった時間に来ている。


といっても、あってもここで返されて終わるのがいつものパターンだけど。


「失礼しまーす」


今日もこの診察室の扉を開けると、今までとは違う人がいた。


「おはようございます。明さん。先生からの伝言です。この部屋に行ってくれとのことで。では、私は伝えたので仕事に戻りますね」


「っえ!あ、はい。お疲れ様です・・・」


なんだったんだろう、あの看護師さんは。


頭に数々の疑問を浮かべながらも、俺は手渡された紙を見る。


そこには、病室を示しているであろう番号が書かれていた。


俺は淡い期待を抱きながら、急いでその病室向かった。


もちろん、病院の中なので早歩きでだけど。


エレベーターで数階上がり、指定された病室の前まで来る。


病室のネームプレートには、花陽の名前が書かれていた。


驚きとともに、早く花陽に会いたいという気持ちが走り、勢い良く扉を開けてしまう。


「花陽!」


パーーーン!


俺が声を出したのと同時に、部屋の中から大きなクラッカーの音がいくつか聞こえてきた。


俺が理解できずに呆然としていると、部屋の影から声が聞こえてきた。


「明くん、お誕生日おめでとう!」


その声は、なんと花陽のものだったのだ!



今回もお読みいただき、ありがとうございます!

今まではペース的に早く、数日開けようかと思ったら最終日になってました。

とりあえず、23時にももう一本あげるのでそちらをお待ちください!

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