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31日の夏物語  作者: Monty
25/28

8月24日

この日の光景は、前に見たときと何も変わってはいなかった。


相変わらず、よく分からない機械を体中につけて眠っている花陽がこの部屋の先に居るだけであった。


昨日、というか今日の0時過ぎに咲から伝言を言い渡された。


『お医者さんが言うには、次の夜というか、今日の夜だね。ここが山場らしいよ。あとは、お兄ちゃんに任せるから』


景色に何も変化もないまま時間だけが過ぎていく。


そして、面会の時間が終わってしまった。


時間外なのにも関わらず、いまだに病院内にいる俺を見つけた看護師さんが近づいてくる。


「ちょっと、そこの君!もう時間外で・・・」


「その子は僕の関係者だから大丈夫だよ」


俺が看護師さんのほうを見ていると、後ろから男性の声がいきなり聞こえてくる。


「せ、先生!でも、さすがに・・・はあ、分かりました」


先生?


看護師さんが遠ざかっていったあとに俺が後ろを振り向くと、白衣姿のいかにも医者という感じのイケメンが立っていた。


「君が、明くんだよね」


「は、はい。そうですけど。何で僕のことを?」


今は、この人の診察室で話をしている。


俺が色々と聞いていくと、この人が花陽の担当医で俺のことと花陽との関係を花陽のお母さんが説明してくれたらしい。


「一応聞きますけど、俺がいても本当に大丈夫なんですか?先生の関係者といっても完全なる部外者ですし・・・」


「いいのいいの、若い子が気にすることじゃないよ。それに、俺も小さいときにこんな経験があったからね。まあ、このことについてはプライベートなことだからいえないけどねwとにかく、俺はこのとき花陽さんにとって近くにいてくれて一番うれしいかを考えた結果こうしただけだから」


「本当にありがとうございます!」


「どういたしまして。それで、今日ここに居るってことは、花陽さんの状況が分かってるってことだよね?」


「はい、そうです」


「じゃあ、いつまでもこんな所にいないで、早く行こうか」


俺はそのまま先生に連れられて、花陽の居る部屋に向かった。


俺が先生と話している間に部屋を移動したらしく、かなり近くで状況を見ることができるようになっていた。


これも先生が俺への配慮ということでこうしてくれたらしい。


もちろん、花陽の今の状況も考えてのことなので移動中の万が一はなかったらしい。


本当にこの人は何でもする人だ。


花陽の目の前に居続けること数時間、ついに問題の時刻が訪れた。


その時刻は、またもや0時を指していたのだ。

今回もお読みいただき、ありがとうございます!

そして、前回を読んでくださった方なら気づいた方もいるでしょう・・・

昨日のも今日のも、時間軸的に同日だということに!

俺はやってしまいました。

いずれ余裕ができたらどうにかしますが、当分は明が1日寝てたってことでお願いします・・・

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