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31日の夏物語  作者: Monty
18/28

8月17日

「言い訳あるなら聞くけど、どうなの?」


「いいえ、ありません。これに関しては俺が悪かったです。本当に申し訳ありませんでした」


俺は、花陽の前で絶賛土下座中である。


今朝、目を覚ますとあることを思い出した。


昨日、花陽のところに行っていないことに。


それに加え、なんの連絡もとっていないのだ。


今までなら許してくれたかもしれなが、俺から告白して付き合い始めて次の日のことだ。


俺がもし花陽の立場だったら、とてつもなく心配するだろう。


まあ、その後[妹と日過ごしていた]なんて言ったらブチ切れられるのは確定だ。


逃げてどうにかなることでもないい、これに関しては俺にしか非がない。


となれば、やることは1つしかない。


といった経緯で、朝から花陽の部屋で土下座をしているというわけだ。


「花陽さん、これは私にも悪かったところがあるので・・・その・・・許してあげてもらえませんか?」


俺が朝急いで花陽のところに向かおうとしたときに、何かを察してくれたのか「私も謝りにいく」と一言言ってついてきてくれた咲。


俺が土下座をしているとなりで、咲も土下座をするというなんとも奇妙な光景が出来上がってしまった。


俺が謝っても冷たく姶良っていた花陽も、咲が頭を下げたことにより少し落ち着いたようでちゃんと話を聞いてくれた。


「話の内容的には問題ないし、明くんっぽいところが出てたからなんともいえないけど・・・せめて連絡ぐらい欲しかったなー」


「それは・・・本当にごめんね」


「うん、許す!」


思ったよりも事態は深刻化せずに収まり、何とかいつもの花陽に戻ってくれた。


「咲ちゃんもごめんね。何も悪くないのに謝らせちゃって・・・」


「いいえ、気にしないでください。悪いのはおにいちゃんなので仕方ないことですし。家族として責任を取って謝っただけですから。あ、でも、できれば後で思いっきりしかってください。もしかしたらがあるので」


「だってさ。咲ちゃんにこんなこと言われたらお説教だねー」


「そっかー、花陽のお説教かー、なんか楽しみだなー!」


俺が花陽と浮ついた感じで話ていると、咲は急に立ち上がり部屋から出て行こうとした。


「咲、どうしたんだ?」


「・・・この部屋の空気が甘ったるすぎて胸焼けした。私は帰るから、二人で楽しんでねー」


・・・俺と花陽ってそこまでだったのか・・・









今回もお読みいただき、ありがとうございます。

当分はほのぼの回の予定なのであまり波がないですが、もう少しで重要回になるのでゆったりとお待ちください!

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