第三話 再戦の火蓋へと
「今日はもう帰ろう。それから修行するぞ」
シンはここでリーダーシップを取り一行は貴族の家へと帰った。
そしてテレストは貴族からあることを教わった。
「テレスト様。ケールの弱点についてですが、彼の弱点は目なんです」
テレストは気になったので深堀りした。
「目だと…?」
「はい。彼の目には彼自身のコアとなる物が入っていまして…」
この会話から30分ほど経った。
一行は貴族の家で修行をし、ケールとの戦いから2時間ほど経ち、シン、ソロンが寝静まり、テレストはまだ起きていた。
満月の夜にはテレスト一人が孤独な面をしていた。
「ん…?」
テレストは不気味な気配を感じた。
「この気は…やつだ!!」
テレストは急いで地上へと降り、彼を待ち伏せ
た。
「来たか…」
テレストの前にはケールが立っていた。
「フフ……さあ今宵はキサマ一人だけだ。どう立ち向かうか見ものだな」
テレストは少し冷や汗をかき、震える口を動かした。
「へへ。俺は逃げも隠れもしない。今度こそは決着をつけようじゃないか」
ケールは満足した顔でうなずいた。
テ。レストは覚悟を決め、貴族からお守りとしてもらったはちまきを頭に巻いた。
「……長い夜になる。やるしかないか……!!」
「さあさあかかってきたまえ!その強さ存分に発揮してもらおう!遠慮はいらん!!」
テレストは剣を振りかざすが、ケールにはあまり効いてない様子だ。
「これが修業の成果か?」
テレストは黙ったまま、今度は後ろから蹴り上げ、剣を振り、さらにもう一度振って今度はケールを吹き飛ばすことができた。
「ぐぅ……キサマ……!野生の本能!!」
ケールは気をため、その力は地面を震わせるほどだった。
一瞬でテレストの目の前まで行き、爪で引っかき、牙で噛んできた。
だがテレストはその攻撃をすべて避け、代わりに剣で着実にダメージを与えていった。
「キサマは本気で勝てると思っているのか?キサマはまだ知らない……これがキサマらにはない力だということを!」
ケールはそう言いテレストはケールに向けて剣を構えたが……
予想外の展開である。
ケールが襲いかかった瞬間、テレストの脇腹には光線が突き刺さっていた。
「な……!!」
「ふッ……」
ケールの部下の一人が隠れていた。
テレストはそのままケールの攻撃をもろに受けた。
テレストはかなりの致命傷を喰らい、少し動きが鈍くなっていった。
「そんな体で何を守れる?地位か?名誉か?それとも金か?」
「てめぇにはわからないだろうな。その答えはあの世で教えてやる……」
しかし、テレストはまともに動けないため、ケールに圧倒される。
テレストはケールに乗られた。
「悪だろうが正義だろうが、未来がなければそんなのはわからないんだテレスト」
「グッ……」
ここでテレストが最後の力を振り絞り、剣を持ち技を繰り出した。
「凶悪無残。青き剣!」
テレストの口と剣からは青い炎が放たれ、ケールのみぞおちに刺した。
だが、ケールはしぶとく、そのままテレストに攻撃を仕掛けようとした。
「クソッ……もう終わりか……」
テレストがそう思いかけた次の瞬間!




