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アポロンと悪の指輪  作者: キルビー
第一章 太陽の神と蒼き神
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第三話 再戦の火蓋へと


「今日はもう帰ろう。それから修行するぞ」


 シンはここでリーダーシップを取り一行は貴族の家へと帰った。


 そしてテレストは貴族からあることを教わった。


「テレスト様。ケールの弱点についてですが、彼の弱点は目なんです」


 テレストは気になったので深堀りした。


「目だと…?」


「はい。彼の目には彼自身のコアとなる物が入っていまして…」



 この会話から30分ほど経った。


 一行は貴族の家で修行をし、ケールとの戦いから2時間ほど経ち、シン、ソロンが寝静まり、テレストはまだ起きていた。


 満月の夜にはテレスト一人が孤独な面をしていた。


「ん…?」


 テレストは不気味な気配を感じた。


「この気は…やつだ!!」


 テレストは急いで地上へと降り、彼を待ち伏せ

 た。


「来たか…」


 テレストの前にはケールが立っていた。


「フフ……さあ今宵はキサマ一人だけだ。どう立ち向かうか見ものだな」


 テレストは少し冷や汗をかき、震える口を動かした。


「へへ。俺は逃げも隠れもしない。今度こそは決着をつけようじゃないか」


 ケールは満足した顔でうなずいた。


 テ。レストは覚悟を決め、貴族からお守りとしてもらったはちまきを頭に巻いた。


「……長い夜になる。やるしかないか……!!」


「さあさあかかってきたまえ!その強さ存分に発揮してもらおう!遠慮はいらん!!」


 テレストは剣を振りかざすが、ケールにはあまり効いてない様子だ。


「これが修業の成果か?」


 テレストは黙ったまま、今度は後ろから蹴り上げ、剣を振り、さらにもう一度振って今度はケールを吹き飛ばすことができた。


「ぐぅ……キサマ……!野生の本能(ワイルドインスティン)!!」


 ケールは気をため、その力は地面を震わせるほどだった。


 一瞬でテレストの目の前まで行き、爪で引っかき、牙で噛んできた。


 だがテレストはその攻撃をすべて避け、代わりに剣で着実にダメージを与えていった。


「キサマは本気で勝てると思っているのか?キサマはまだ知らない……これがキサマらにはない力だということを!」


 ケールはそう言いテレストはケールに向けて剣を構えたが……


 予想外の展開である。


 ケールが襲いかかった瞬間、テレストの脇腹には光線が突き刺さっていた。


「な……!!」


「ふッ……」


 ケールの部下の一人が隠れていた。


 テレストはそのままケールの攻撃をもろに受けた。


 テレストはかなりの致命傷を喰らい、少し動きが鈍くなっていった。


「そんな体で何を守れる?地位か?名誉か?それとも金か?」


「てめぇにはわからないだろうな。その答えはあの世で教えてやる……」


 しかし、テレストはまともに動けないため、ケールに圧倒される。


 テレストはケールに乗られた。


「悪だろうが正義だろうが、未来がなければそんなのはわからないんだテレスト」


「グッ……」


 ここでテレストが最後の力を振り絞り、剣を持ち技を繰り出した。


「凶悪無残。青き剣!」


 テレストの口と剣からは青い炎が放たれ、ケールのみぞおちに刺した。


 だが、ケールはしぶとく、そのままテレストに攻撃を仕掛けようとした。


「クソッ……もう終わりか……」


 テレストがそう思いかけた次の瞬間!

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