一章用語解説のようなもの
読み飛ばしてもなんら支障は御座いません
[制服]
元達が着ている高校の制服。
男子は学生服、女子はセーラー服。
作中では特に解説しませんでしたが、男子の学生服の詰襟には、赤色のラインが一本走っている。
学生服の色は一般的な黒色。
対して女子のセーラー服は、白のセーラー服という書くこともなかった設定がありました。
スカーフはリボン型、学年によって色が違います。
元達の二年生は碧。
セーラー部分には赤のラインが三本入っています。
スカートは赤を基本としたチェック柄。
学校指定のソックスには白と黒の二色があります。
二章以降でもこの設定が活かされることはありません。
何故なら二章序盤からこの制服を着なくなるから。
[疎通の魔道具]
一章を通して活躍してくれた魔道具。
使用者の魔力を動力源に起動します。
有効範囲は物によって変わってきますが、大きな物で半径二十メートル程、携帯型の小さい物だと半径三メートル程です。
形はいずれも球形。
不透明な白色をしています。
魔力を流すと淡く光り、暗い部屋をムーディに照らし出してくれます。
異国の地で女性を口説く時に一挙両得な感じで活躍してくれます。
[借馬車舎]
馬車と馬を借りることができる施設。
独占的に運営されているわけではなく、各国にそれぞれの運営会社があるます。
国営ではなく、商社が運営しています。
借馬車舎の運営には各地との連絡手段が必要なため、高価な通話の魔道具が必須。
なので運営している商社は大店であることが多い。
商社によるが、貸し出している馬や馬車は用途によって様々。
荷運び用の馬車と移動用の馬車、荷物の量や人数によって様々です。
馬も速度が出ないが力がある種、夜に強い種や長距離に適した種など。
元達が列車を降りてテレルまでの道中に借りた馬は夜道に強いエマラウ種。
今後の作中で馬について説明する場面があるかは疑わしい。
[魔工列車]
魔工技術によって動いている列車。
魔法と工業(科学)を合わせた技術。
主に魔工技術が使われているのは動力炉。
基本的な構造は蒸気機関ですが、熱源が石炭ではなく炎熱機構と言われる魔力を糧に熱を発する装置。
水を入れておくタンクは小さく、蒸気機関を通った水蒸気は魔工技術で作られた排熱機関を通り、タンクへ戻されます。
排熱機関で排熱された熱は炎熱機構に送られ、熱と水の循環構造によって動いています。
通常の蒸気機関とは区別し、魔工循環機関と呼んでいます。
この魔工循環機関を搭載した列車が魔工列車と呼ばれます。
先頭車両には大きな魔工循環機関を搭載し、奇数番号の車両には小さな魔工循環機関が搭載されています。
魔工列車が大きいので、一つの動力炉では動かない事と、石炭ではなく魔力を糧にしているので、制御が容易い事などが関係しています。
[船]
クルセリアでは一般的に船と言うと大型は帆船が主流。
手漕ぎはボートや小型が多く、帆船と手漕ぎの両方の船もあります。
元達がテレルからアガリアへと渡った際に乗っていたのも帆船です。
魔工列車と同じように、魔工循環機関を搭載した魔工船もあります。
しかしまだ数が少なく、試験運用中な為、中型船が主になります。
蒸気船も建造されていますが、蒸気船が主流になる前に魔工循環機関が開発され、魔工船に必要な動力が魔力ということもあって、あまり普及はしていません。
因みに蒸気機関車は魔工列車と同じ線路を走っています。
魔工列車は特急、蒸気機関車は各駅みたいな感じです。
[風呂]
クルセリアに風呂はあります。
しかし元達が召喚されたファウトア神聖連邦ではあまり一般的ではありません。
貴族や王族が入るのが一般的です。
元達の移動中の宿にも風呂はありませんでした。
元達は宿から桶に入ったお湯を貰い、タオルで体を拭いていました。
現代日本人には辛かったことでしょう。
ガウニア立憲公国に着く前、元と柏木はお湯をもらうたびにじゃんけんでどっちが先に体を拭くか争っていました。
理由としては、相手が下半身を拭いた後に使いたく無いからですね。
やはり作中では出てきませんが、彼らも排泄します。
お互い上半身と脚を拭った後に、どっちが先に下腹部を拭うかで争っていた訳です。
お湯を二個頼めよって話ですが、お湯にもお金がかかり、グリー以外お金は持っていません。そして二人はまだまともに言葉が喋れません。
宿に泊まると一部屋一桶のお湯が付いてきますが、追加するには追加料金が必要です。
グリーに頼んでみたところ、料金は後払いに出来るから自分たちで頼めと言われてしまい、諦めたというくだりがありましたが書きませんでした。
グリーとしては早く言葉を覚えるためとして二人に言ったのですが、そもそも二人はお湯という単語も追加という単語も知らなかったというオチです。
アガリアの街で元達が寝込んでいる間に、荒岩との会話でグリーが思い至るなんて場面も、先の話を書かなかったのでもちろん出てきませんでした。
[獣避け]
主要街道に等間隔に刺さっている棒。
構造が単純な魔道具で、野良犬や熊などが街道に近づかないようにするもの。
空気中の魔素を取り込み、魔力に変換して作動している。
先端が淡く光っていると正常に作動している証拠。
犬などが嫌がる人が聞き届けられない高音と、一定間隔で人でも聞こえる音がなる。
音だけなので、冬眠明けの空腹時の熊などに襲われる事はある。
夜は淡く光った獣避けが暗闇の中に浮かび上がって幻想的な光の道を作り出す。
いつも読んでくださっている方々ありがとうございます
前話にあとがきを追記しましたが、一章は前話で終わりです
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至らない文章ですが、二章からはもうちょっと面白くなるように努力していきます




