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31話 動物の世界(あおと視点)

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いいたします

ぼくたちが住んでいた村は天敵に襲われたんだ。

道は荒らされ、仲間は食べられていって……。

ぼくはむゆうとまよいと一緒に村を抜け出した。

天敵に見つからないように、気配を消しながら

森を抜けて…噂で聞いていた村まで辿り着くことができた。

たくさん友達ができるといいなぁ…。


むゆうは幼いのにしっかり者!

ふらふらしてるまよいのことを導いてあげてるし、

ぼくにもとっても優しい。

まよいはー……うーん、何考えてるかわかんないんだよなぁ。

いや、何も考えてないんだろうなぁ。

むゆうのあとをついていってむゆうの真似ばかりしている。

もっと自我とか持てばいいのになぁ…。


新しい村でも友達はたくさんできた!

シマウマの子とか、カンガルーの子とか、マレーバクの子とか

他にもたくさん!みんな背丈とか性格は違うけど、

みんな友達なのは変わりない。みんな大好き。

…でも、最近むゆうとまよいとあまり関われてないなぁ。

前みたいに仲良くしに行きたいけど、

あの変わり者の鳥の双子のドロームさんとティールさんと

関わっててとても仲良さそうだから、

間に入りにくいんだよなぁ…どうするべきか…。


また幸せは壊れてしまった。

村が天敵に襲われてしまった。

あの時のように、道は荒らされ、みんなは怯え、

逃げ遅れて食べられちゃう動物もいた…。

ぼくも怯えて泣きたくて仕方なかった。

そんなぼくは…1人でこの村を逃げ出してしまった。

怖かった。死にたくなかった。

ぼくって最低だ。あんなに仲良くしてくれた友達、

むゆうとまよいを置いていくなんて…。

でもその時のぼくは逃げることしか頭になかった。


ぼくは必死に森の中を逃げ惑った。

この森を抜けたら、

村があるという噂を聞いたことがある。

その噂を信じて、その村に

みんなが避難できていることを信じて、

ぼくはその村を目指すことにした。


バチが当たったのかな。ぼくは天敵に見つかった。

自慢の足の速さで逃げるが、天敵を撒くことはできなかった。

ぼくは天敵に追い詰められ…鋭い爪で全身を引き裂かれた。

ぼくはそれだけで動けなくなってしまった。

どんどん食べられていく。ぼくの意識はそこまでだった。

むゆう、まよい、みんな…ごめんなさい。


…ぼくが目が覚めると、そこはまっくらなばしょだった。

ここはどこ?もしかして…地獄?

みんなを裏切って逃げたから地獄に来ちゃったの…?

地獄って、こんなにまっくらなんだ…。

てっきり炎がぶわぁぁってなってるイメージがあったから…。

これからどんな罰を受けるんだろう、と思っていたら、

2人の人物がぼくに話しかけてきた。

死雫「おや、お目覚めのようだね。」

ブラッディー「おはよ〜!」

あおと「…あなたが閻魔様…?」

死雫「いや?ぼくは死神だよ?」

あおと「死神…?!ならぼくの魂を狩ったってこと…?!」

ブラッディー「落ち着いて〜」


ぼくは2人から話を聞いた。まず、ここは地獄ではないらしい。

ぼくは殺されて食べられた後、

2人に選ばれてここに連れてこられたらしい。

死雫「そんな君をエスケープに招待したいと思っている。」

ブラッディー「エスケープとは、死雫さまが

作った世界のことだよ!とってもいい場所なんだ!」

あおと「そこにみんなはいる?」

死雫「じきに皆死ぬと思うから、

後からエスケープに来ると思うよ」

あおと「そんな…どうにかできないの?」

死雫「裏切った身分で何を言ってるんだい?」

あおと「っ?!」

死雫「…なんてね、冗談だよ。僕はエスケープの管理人で

あの世界の管理人ではないからどうにもできないよ。」

ブラッディー「でもでも!お友達みんな死んだら

またエスケープでお友達に会えるよ!」

あおと「…分かったよ。そこ(エスケープ)に行くよ。」

ぼくはあまり前向きにではないが、

エスケープに行くことを承諾した。

この裂け目をくぐった先がエスケープらしい。

ぼくは裂け目をくぐった。

死雫「それじゃあ、精々頑張って生き延びるんだよ。」

裂け目をくぐった先は…。…何ここ、月…?

ぼくが困惑していると、

たくさんのうさぎの耳がついた人が寄ってきた。

「君もうさぎだよね?!そうだよね?!」

「今エスケープに来たんだよね?!お友達が増えて嬉しいね!」

「星穏さんに報告しなきゃ!ついてきて!」

ぼくはうさぎたちに星穏って人の場所に連れていかれた。

これから、どうなっちゃうの…?!

…それと、もしみんな、むゆうとまよいとまた会えた時に、

どんな顔して会えばいいんだろう…。

許してもらえるのかな…。

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします

あおとくんの前世資料

https://50035.mitemin.net/i1131064/

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