17話 人外と人間の世界(ぐろ視点)
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ここはどこ?とってもくらい。ひとりはこわい。
だれか、たすけて…みつけてよ…。
あたしはひっしにないて、たすけをもとめた。
だれもあたしをみるだけでたすけてはくれない。
あしもとにいってゴロン、と、ころがってあまえてみるが、
むしされたり、けられてあしらわれた。
それでもあたしは、
だれかにたすけられたくて、みつけてもらいたくて、
あたしはひっしにないてあまえつづけた。
やっとあたしをひろってくれる、
たすけてくれるひとがあらわれた。
ひろってくれたひとのことをあたしのなかで
ごしゅじんさまとよぶことにした。なまえ、わからないし…。
ごしゅじんさまはあたたかくて、やさしいひとだった。
ごしゅじんさまがあたしをなでてくれる。
おててがあったかい、もっとなでて。
ごしゅじんさまはたべものをあたえてくれる。
ごしゅじんさまとたべるごはんじかんは、
しあわせでなによりごはんがおいしかった。
あたしはごしゅじんさまにたくさんあまえた。
ごろごろ、とおとをならす。
ごしゅじんさまもあたしのことが
だいすきになってくれたみたいで、
あたしとずっといっしょにいてくれる。
なでてくれたり、わしゃわしゃしてくれたり、
おなかにかおをうずめてくれたり。
こんなひとにひろわれるなんて、
あたしはとってもしあわせなねこだなぁ…。
ごしゅじんさまとのしあわせなせいかつは
とつぜんおわってしまった。
いきなりいえにはいってきたひとが…
ごしゅじんさまをころした。そのひとはごしゅじんさまの
からだをもちあげて、あたしをふとみてから、
そのじんぶつはどこかにいってしまった。
ふとみられて、どこかにいかれたのが…
ごしゅじんさまにひろわれるまえのこうけいみたいで、
いやなきぶんになった。
そして、ごしゅじんさまがいなくなってしまって
とてもかなしかった。
それからあたしはひろわれるまえみたいに、
ひっしにないて、あまえて、
だれかにひろってもらえるようにどりょくした。
でも、ごしゅじんさまいがいのひとは
やっぱりみんなひどいひとたちだった。
むしされ、あまえたらけられて……。
そしておなかがすいて…さいきん、なにもたべてなくて…
いしきがどんどん……。
…ここ、どこ?…なんだか体に違和感を感じた。
…あたし、人になってない?!
だってご主人様と同じ、おててだし!!
でも、なんであたし、人になったんだろう…?
死雫「お目覚めのようだね」
ブラッディー「おはよ〜!」
黒「あなたたちは誰?!
あたしはなんで人になってるんですかー?!」
死雫「僕の魔法で君を人に近い姿にしたんだよ、
エスケープに行くにはあの姿だと不便だからね」
黒「エスケープ?なんですかそれは?」
ブラッディー「死雫さまが作った世界のことだよ!
そんな君をエスケープにご招待〜!!」
黒「なんだか楽しそうな場所ですね!行きます!」
そこ(エスケープ)なら、あたしを拾ってくれる人がいるかも!
あたしはエスケープに行くことをすぐに承諾した。
裂け目をくぐった先がエスケープらしい。
あたしは裂け目をくぐった。
死雫「それじゃあ、精々頑張って生き延びるんだよ。」
ブラッディー「またね〜!!」
裂け目をくぐった先は、元々あたしがいたような森だった。
…そして、目の前にはご主人様がいた!
黒「ご主人様〜!!」
あたしはご主人様に勢いよく抱きついた。
ご主人様は少し固まってから…
マリア「ひっ!!何?!いきなり抱きつくなんて!」
ご主人様はあたしを軽く突き飛ばした。
びっくりさせちゃったみたい。
黒「ご主人様!あたしです!ぐろですよ!」
マリア「!…あなた、ぐろなの…?」
黒「だからそう言ってるじゃないですか!
人の姿になれたので、
これからはご主人様とたくさんお話できますよ!」
マリア「…会いたかったわ…ぐろ…」
ご主人様はあたしを抱きしめてくれた。
またご主人様と暮らせるなんて、幸せだなぁ〜!!
黒「ずっと聞きたかったんです、
ご主人様の名前ってなんですか?」
マリア「マリアよ、好きに呼んで。」
黒「じゃあ、マリアって呼びます!
これからもよろしくお願いしますね!マリア!!」
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黒ちゃんの前世資料
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