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第2話 犬と父が時々言い争いをしている
本題はタイトルのままである。
私の父と、我が家の犬が定期的に喧嘩をしているのだ。
なぜ喧嘩をし始めるのかはよく分からない。
犬たちはケージの中でご飯を食べる。
犬たち、そう、我が家は犬が二匹いる。
ケージの外で食べさせると奪い合いが発生するのでケージに入れて食べさせているのだ。
その喧嘩をする犬というのが、食べるときにドッグフードを巻き散らかす癖がある。
そのときに父が良かれと思ってドッグフードをお皿に入れるのだ。
するとどうだろう。
「ヴヴヴ……ヴヴ……」
牙をむき出しにして怒るのだ。
ちなみに私には怒らない。
そして父はこういう。
「なにもしてないだろ!」と。
「ヴヴヴ……ワン!! ヴヴ……」
「別にお前の取らないよ」
「ヴヴヴ……ヴヴヴ」
知ったこっちゃない。
俺の餌に手を出すな!!
とでも言いたいのだろう。
多分、私の父は犬だと思われているのかもしれない。
父は特別ドッグフードを食べる真似をしたことはない。
むしろ私のほうがドッグフードを食べ、犬用おやつを食べるという奇行に走ることがある。
あ、そうか。
私って犬だと思われているから逆に吠えられないのではないか?
仲間だからこそ分けてあげようという親切心で……。
待って、私って犬じゃないよ!?




