第27話 〜種族進化〜
俺は次々とヴォラグニスの配下、悪魔族達を倒しその魂を取り込んで、種族進化の条件に達し実行に移す事にした。
『種族進化の規定に達しました、実行しますか?』
(それはもちろん、YES!)
『火焔魔竜血鬼王への進化を移行します』
10万名分の魂から膨大な魔素が溢れ上下に複数の巨大な魔法陣に現れ、膨大な魔素はルクスの体内へと宿り幼い容姿から少し大人びた容姿に成長し、最大魔素量は凡そ50倍以上にも跳ね上がり、様々な能力も進化した。
「なんだ、あの膨大な魔素量…」
「彼奴、種族進化したぞ…」
「マジヤバ〜、まさかあんなに強くなるとかヤバすぎなんですけど〜」
「ルクスの容姿も少し成長してるな」
「セリア団長、これは…」
「嗚呼、国としてもルクスくんとは仲良くしていきたいな」
「さてと、種族進化してから最初の大仕事だな!」
「神聖再生」
王都エルディナを覆うように巨大な複数の魔法陣が現れ、神託演算も同時に発動させ国民30万人以上の魂を再形成し蘇生させ、怪我、体力、魔素、全ての状態異常も全回復させた。
「私達は夢を見ているのか…?」
「死んでいた人達が蘇生され全ての怪我と状態異常を回復させただと…!?」
「ルクスってやつ、もしかして神に等しい力を…」
「ルクスくんって、神様ってやつ〜?」
白曜近衛騎士団は王都エルディナの人々を救助に専念し、ルクスは聖域修繕を発動させて、上空に巨大な魔法陣が現れエルディナの建物や道を全て修繕した。
「あ、リリア大丈夫かな。フィアナも、放置しちゃってたからな」
浮遊魔法を解除し地上に着地してはエルディナ内を駆け回りリリアとフィアナを探し始めた。
「リリアー!フィアナー!」
何度も名前を呼びながら走っていると、白曜近衛騎士団達の姿が見えた。
「ルクスくんではないか!」
「確か、騎士団団長のセリアさん…でしたっけ?」
「嗚呼、セリア・ルミナスだ、今、人々は各所に特設避難所を設置して避難させている」
「避難所は何箇所あるんですか?」
「今は5箇所設置している、そこに意識を取り戻した人々は行ってもらって、休んでもらっている」
「俺は避難所に行ってきます、ちょっと探してる人達がいて」
「それってもしかして〜、最初に一緒にいた、暗殺者と精霊神様のこと〜?」
「あ、やっぱり気付いてたんですね」
「まぁ、連れてるのにはテメェの事情があんだろ」
「アルベルト、口が悪いぞ」
「チッ、セドリックうるせぇぞ」
「私達はまだ人がいないか確認する、ルクスくんも気をつけるんだよ」
「はい、ありがとうございます。それじゃ、行きますね」
ルクスは軽く頭を下げて一瞬で姿を消しその場を去り設置されている避難所5箇所に向かって行った。
「4箇所行ったけどいなかったな、最後の避難所にいることを願うか」
最後の避難所、5箇所目に向かって行き到着しては中に入り、辺りを見渡しリリアとフィアナを探した。
「あ、ルクス」
「ルクス様、ご無事だったんですね」
「リリアにフィアナ良かった、何もないみたいで」
「ルクス、なんか強くなってる…」
「この戦いで、種族進化しちゃったんだよね」
「ルクス様、魔王種へと進化を遂げたんですね!」
「色々と新能力も手に入れたし」
「ルクス、これからどうする?」
「そうだな、とりあえずこの街の問題事を色々解決していかないとだよな」
「ルクス様、それって」
「嗚呼、今回の襲撃は国王が関係していると思う…だから、セリアさん達と合流しよ」
ルクス達は避難所を出て、セリア達を探しに向かって行った。




