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神への祈りは0と1とで出来ている ~私の王子様、選び放題?! 恋する☆彡 ロイヤルアカデミー~  作者: さいべり屋
 

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interlude:

「見てよ、アンヌ。町だわ」

「ええ、やっと着きましたわね」

 アンヌとお菓子を摘まんでお喋りしていたら、車窓の向こうに遠く家々が見えてきた。


「結構栄えているのね。辺境って、もっと田舎なのかと思ってたわ」

「こちらの辺境領は隣国と接していますからね。防衛拠点として人口を増やし、未開地開拓も積極的に行っているようです」

 青々とした山並みが見えるが、麓には意外なほど建物が連なっている。

 使い魔のようなものが飛んでいるのが遠目にも見えた。


「──でも、目的地は世俗から離れたあの山の上にありますわ」

 アンヌがこんもりと茂った山の端を指さした。

 道のりはまだまだ遠そうだ。


「ごめんね、アンヌ。こんなところまで付き合わせて」

 わたしが謝ると、アンヌはちょっと嬉しそうに笑った。


「もちろん、どこまでだってお供いたしますわ」

 わたしたちは肩を寄せ合って、くすくすと笑いながら焼き菓子を頬張った。



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