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タイの物語  作者: Shadow
第I部:第II部:過去の根源と真実
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第36話 ― もう、俺じゃない

楽しい読書

剣士たちが沈んだ。

静寂が、部屋を満たした。

監視カメラの画面へ向かった。

14番のカメラに、眼鏡の女が映っていた。

出口へ向かって——走っていた。

二本の剣を手に取り、追った。

通路の空気が変わった。

死体置き場のような臭いがした。

道は長かった。

それでも追いついた。

突然——罠が開いた。

巨大な斧が、正面から来た。

両剣を交差させた。

無意味だった。

吹き飛ばされた。

壁まで。

女が出口に手をかけた。

右腕を振り上げた。

骨が鳴った。

筋が、裂けた。剣を投げた。

女の右太ももに——刺さった。

女が崩れた。

跳んだ。

這いずる女を、掴んだ。

喉を絞めた。

殺せた。

だが——考えが来た。

なぜ楽に殺す。

拳を二発入れた。

足首を掴んで引きずり戻した。

抵抗できなかった。

外に引きずり出した。

――――

外の空気は、澄んでいた。

肺が、生き返るようだった。

近くの部屋に放り込んだ。

背を向けてドアを閉めようとした瞬間——

背中に、何かが刺さった。

振り返らなかった。

女の手ごと、握り込んだ。

手を——折った。

完全に。ナイフは、肩に刺さったままだった。

女の方を向いた。

笑った。

ナイフを、自分で引き抜いた。

女が床に崩れた。

顔が——不安から恐怖へ、恐怖から絶望へと変わっていった。

後退る女に、俺は一歩ずつ近づいた。

拳を入れた。

女が何か言おうとした。

聞かなかった。

また打った。

また打った。

後ろに木の椅子があった。

女を座らせた。

カーテンを引き千切って縛り上げた。

右手の人差し指を取った。

爪を——素手で剥いだ。

女が叫んだ。

俺は笑った。

狂ったように。

「その悲鳴、いいな。もっと声を上げろ——もっと美しく叫べ」

続けた。

「生かして帰すとでも思ったか。お前の命を、一片ずつ、俺が引き剥がしてやる。苦しみ

という杯を——飲み干すまで注ぎ続けてやる」爪を剥いだ後、指を折った。

断った。

血が、顔に飛んだ。

――――

ドアが開いた。

裁判官だった。

目が悪いのか、娘しか見えていなかった。

俺は暗がりの中にいた。

振り返った裁判官が言った。

「……なんだ、この化け物は」

「ようこそ、貴賓よ。また会ったな、裁判官」

顔が、引き攣った。

娘の眼鏡を投げてやった。

「お前を殺したい。殺したい。殺したい——そして、殺す」

裁判官が叫んだ。

扉から人間が溢れ出た。

十人。

――――

最初の男が前に出た。

拳銃を持っていた。

左目の上に——黒い傷跡があった。

怒りが、体の芯から湧いた。

全身の毛が、逆立った。迷わなかった。

手首を掴んだ。

ねじった。

骨が砕けた。

銃を奪った。

銃把で顔を打った。

倒れる前に、もう死んでいた。

――――

カタナを持つ五人と、銃を持つ二人が来た。

誰もが自分が勝つと思っていた。

最初の斬撃が来た——左目に。

視界が、暗くなった。

内側で声が叫んだ。

タイ——やれ。

叫んだ。

痛みと怒りが混ざり合った声で。

それは俺を壊さなかった。

——解き放った。

右目だけで、全てが見えた。

全ての動き。全ての脅威。全ての隙。

――――

剣を掴んで押し返した。

女から奪ったナイフで一閃——叫び声、崩れる体。

別のカタナを奪い、もう一人の頭を割った。人形のように倒れた。

息継ぎの時間など与えなかった。

一つ一つの動きが、純粋な力の波だった。

目の前の敵が——虫になっていた。

――――

銃を持つ三人が、同時に撃とうとした。

その前に、俺は三人の間にいた。

一人の頭を壁に叩きつけた。

銃を奪い、二人目の心臓に撃ち込んだ。

三人目は、自分の銃で自分の頭を押さえられて——終わった。

敵の武器が、俺の武器になった。

一撃ごとに、力が増した。

――――

残り五人が来た。カタナと銃で。

俺は影のように動いた。

隊列を貫き、武器を奪い、ナイフを投げた。

一人として、俺に触れなかった。

全ての動きが——速く、獰猛で、ニノへの怒りに燃えていた。

一人がカタナで突いてきた。

受け流した。

刃を折った。

宙を舞った破片を、掴んだ。

男の首に——刺した。

叫んだ。倒れた。絞め上げながら持ち上げた。

刺した。

また刺した。

また刺した。

魂が抜けるまで。

――――

銃を持つ男が立ち、撃とうとした。

折れた刃を投げた。

頭に当たった。

倒れた。

銃を拾った。

折れたカタナを持ったまま、もう一人の銃持ちへ向かった。

一瞬で——手の神経を切断した。

折れた刃を喉に刺した。

銃を口に押し込んだ。

引いた。

二人が、同時に崩れた。

最後のカタナ使いが抵抗しようとした。

近づいた。

自分の剣で自分のバランスを崩させた。

刃を太ももに刺した。

顔に銃を叩きつけた。

動かなくなった。

――――

叫び声。血の残響。

金属と金属がぶつかる音。

全てが——心臓の鼓動の背景になっていた。

獰猛に。怒りで。復讐のために。

数分が、永遠のように過ぎた。

十人が、床に沈んでいた。

目は虚空を見ていた。

全ての動きが止まっていた。

全ての脅威が消えていた。

――――

立っていた。

体のいくつかの場所から血が出ていた。

左目の傷が、燃えるように痛んだ。

それでも——胸は満ちていた。

緊張も。怒りも。痛みも。

全部——力になっていた。

手を上げた。

最後に残った武器を拾った。

笑った。

――――

ゆっくりと、裁判官の方へ歩いた。

男は震えていた。

見えていたのは、手下たちの血だけだった。近づいた。

目が——命乞いをしていた。

逃げ場がないと、分かっていた。

静かに言った。

「さて——お前の番だ」

一息置いた。

「準備はできているか」

周りの空気が、止まった。

全てが——次の瞬間を待っていた。

俺は、この戦場を支配する唯一の狼だった。

怒りを持ち。獰猛で。慈悲など持たない。

目の前の全てが——ニノへの、最後の復讐への、一歩だった。

(第36話・了)

いつか小説がトップになることを願っています。

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