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未確認来訪者  作者: 1N0R1
第四章
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起点

さて、なんとか羽は落としたが、

能力者である以上、復活することも視野に入れないとだ。

今のは不意打ちが直前までバレなかったから羽だけでも落とせたが、多分次は羽すら落とさせてはくれない。

……時間が惜しいな

明らかに相手の機動力は落ちた。

だから攻めるなら今しかない。

重くなる身体を無理矢理動かす。

…….それでも攻撃はまだ当たらない。

…………これでもダメなのかよ。

先程直前で気づかれたのが悔やまれる。

毒は着実に身体を蝕んでいる。

これ以上は持たねえ

「…ガルド!」

ゼノンの声が聞こえる。

いつもより弱々しく荒げた声で、

「……分かった」

もう全員かなり弱っている。

それでも俺一人じゃどうしようもできない。

……こんな凡ミスするなんてな

だからここにいる全員で討伐するんだ。

「……なあ能力者」

「…何?」

羽を落とされたことがそんなに気に食わないのか不機嫌な声で返ってきた。

「……倒れた奴らにトドメは刺さねえのか?」

「今はあなたたちが邪魔だもの。それに、どうせこのままにしていても死ぬんだから。」

「そうか……」

だが、

「……そんなんじゃ足元すくわれるぞ」

能力者の意識が足元に向いた。

それを合図に全員が能力者へ近づく。

今の俺らには距離を詰めるには時間が足りねえ。

だが、全員で行けば、近づける。

……攻撃を構えた。

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