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未確認来訪者  作者: 1N0R1
第四章
41/50

正常

ダイニングに行くと既に全員が揃っていた。

「おはようございます。」

「おはようアーク。よく寝れた?」

「はい。お陰様で。」

まるで数日間寝ていたかのように眠気が消えていた。

…実際に数日間も寝たことはないけれど。

「ご飯もできたので運んじゃってください。」

キッチンに置いてある料理をテーブルに運ぶ。

そこからはいつも通りの食卓だった。



***



夕飯の後はアークはお風呂に入って、シオンとガルドは各自の部屋に戻った。

「なんかノエルと夜番するの久々かも。」

「そうだね。最近はずっとシオンとだったから。」

「シオンと一緒の時って何してた?」

「大体映画見てた。なんなら今日一緒に見る?」

「……いいけどホラーはやめておこ?ね?」

「え?ミラって結構怖いの苦手なの?」

驚いた声でそう言ってくる。

「いや〜、この前シオンから聞いちゃってさ〜」

その言葉を聞いた途端、ノエルの表情が変わる。

「……ホラーはやめておこうか。だからそのことは内密に、ね?」

「まぁいいけど、」

多分シオンが言うかもってことは黙っておこう。

その方が面白そうだし。

「えっ?じゃあ何見る?てかそれ以外何見てる?」

「う〜ん、恋愛系?とかかな……何その顔?」

マズイ、表情に出ていた。

「ナンデモナイヨ」

「なんでカタコト?」

やっぱノエルって面白い。

「ていうか、ミラは夜番の時何しているの?」

「えっ?……事務作業。」

「あ〜、相手がガルドだからね。」

「まぁ、雑談しながらって感じかな。よくお酒勧められる。」

「明日注意しておかないと。一応聞くけど飲んでないよね?」

一口飲んだことあるなんて言えない。

「……飲んでないよ。」

「なんか一瞬間が無かった?」

「ソンナコトナイ」

「さっきからなんでカタコト?」

…なんか別の話題ないかな。

「上がりました。」

「あっ!アーク!昨日の夜番どうだった?」

危ないなんとか話題を逸らせた。

「昨日ですか?楽しかったですよ。」

「なんの話してたとかあります?」

ノエルも食いついた。

「……ミラさんが昼夜逆転する話とかですね。」

「あんま本人いない所で食い下げないでくれる?」

私が寝た後になんて会話してるんだ。

「研究の話とかはしなかったのですか?」

「はい。まぁ機密事項とかも多いですし。」

「へぇ、例えばどんなのがある?」

「ミラ、機密事項って知ってる?」

隣からすごくバカにされた。

「……兄さんが予言者がどうこう言ってました。」

予言者、

「アーク、その兄さんって、」

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