峠 MAX G
ゲーム誌で本作の概要を知り、購入を決めたPS作品。峠シリーズの異端作であります。何が異端なのかというと、本作はなんとレースゲームとアドベンチャーゲームが融合しているのです。これはもう製作陣、確実にR4を意識してるな。と、ほくそ笑み、その開発陣の心意気に打たれたわけです。
が、肝心のゲーム内容がイマイチ。いや、アドベンチャーパートは某峠の走り屋漫画を意識したストーリーとキャラで、キャラデザもイケており、不満はないどころか筆者的にヒットなのです。しかし肝心のレースが問題。路幅もあまり広くなく、ドリフトも難しめの仕様。筆者ではなかなか勝てず、途中で詰んでしまいました。
序盤は救済措置があり、レースに負けても難易度の低いルートに分岐もするのです。それが嫌ならリトライで勝つまでチャレンジすればいいのです。が、筆者の腕では何度やっても勝てませんでした。ここで筆者はレースゲームと他のゲームを融合させる難しさを知ったのです。
中盤からは負けたら強制リトライで、勝たない限りストーリーが進みません。それでも何度かやり込んではみたものの、コースを覚えるまでにも至りませんでした。ぶっちゃけ、レースパートが面白くなかったのです。
既存のスポーツカーに乗れるし、中にはトラクターまである、結構フランクな内容なのに、レースになんの救済措置もないのはいただけません。
それなのに、アドベンチャーパートは面白いのです。なんとか続きを見たくて苦闘もしましたが、頑張ったくらいでレースに勝てりゃ苦労はありません。もういっそのこと、レースパートを抜きにしたサービスディスクを同梱した方がよかったんじゃね? などと本末転倒な考えまで浮かぶ始末。
本作のコンセプトは筆者にとって、とても素晴らしいものだったのに、肝心のゲームの方向性をいくつか誤っていた、非常に惜しい、残念なゲームでした。




