七の國 / 眼の俤
ななのくに / まなこのおもかげ
◆七の國
世紀末を越えて新しい景色が来る
迫ってくる壁は一つ残らず殴ったはずだけど
風に乗った気でいる勇者に尋ねた
剣に刺さる首はなぜ泣いてるの
空、色、僕にはいろんな反発があるけど
夢、声、僕にはこんなにも、
こんなにも在るのに
空気に濁ってた僕等の汚染気体
その証拠に僕は息を止めてみた
だけど濁ってた、それでも濁ってた
祈りは神にも届きもしない
憂い、涙、僕にはいろんな証明があるけど
罪、愛、僕にはこんなにも、
こんなにも…
泣いていたんだ、世界のど真ん中で
弛い記憶が深みに在る僕を抉って
掠ってみせた傷痕が現状をみせた
暗い暗いあの窓、瞳はまだ閉じたまま
世間知らずの希望が僕に夢をみせた
暗い窓のその先には何があるの
世紀末を越えて新しい景色が来る
食らいついた袖には僕の血か。
◆眼の俤
揺らいだ夕焼け空、眺めたんだ
君と二人、煙草に蝕まれながら
淡い夢の向こう、何だか語ったんだ
掴めないと知ってても大袈裟に
嗚呼、今日もお馴染みの曲を聞いて
空が黒に変わるまで笑い合ったんだ
嗚呼、今日も変わらずに時が過ぎた
あの家のカーテンももう閉まる頃
錯乱した日常の僕の足跡を拭って
変わらずに過ぎたあの日々を取り戻せたら
今と違う日々をおくれてたのかな
意味はないけど深く、深く考えたんだ
夜空に星が散らばるのは気づいて欲しいからなのかな
僕は光ってなんかないけど誰かに刻まれるのかな
なんて、なに考えてんだ、狂いさえも上回るよ
くどいけど言ったんだ、傍にいてくれよと言ったんだ。




