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響く、響く / 雫の群

ひびく、ひびく / しずくのむれ

◆響く、響く


僕の眼に映る君の顔は

いつも横を向いてばかりなんだ

いつでも眼を合わしてたいけど

そんな訳にはいかない


気がついたら僕は

いつの間にか君を見てる

このままじゃ僕の頭は

可笑しくなるんじゃないかって思うんだ



きっと今はまだ喋れない

だけどあの黒い髪に触れたいの

一分でも、一秒でもいい

傍にいれたらいいのに



吹く風の中で君と未来の事を話した

描き過ぎた夢でも君となら綺麗だろう


ああ、響くよ

僕の胸の奥底に、強く大きく



金網をよじのぼって秘密の場所へ出掛けた

あの僕等を映す水が輝く星を魅せるだろう



今は名前を呼ぶ事もできずに

揺れる感情だけが僕を締め付ける

込み上げる想いに全部蓋を閉めて

隙間から漏れないようにしてた



振り向いたら、

目の前には君がいて

目を向き合って話をしたいんだ

心から話をしたいんだ



吹く風の中で君と過去の事を話した

描き過ぎた後でも君となら素敵だろう


ああ、響くよ

僕の胸の奥底に、強く大きく


鳴るよ、鳴るよ



ねえ、聴こえるかい。



◆雫の群


まだ泣いているの

そんなの流しても何も変わらないのに



君の声が聴こえたの

あの扉の向こうの方から。

すぐに僕は戸を叩いてみたけど

君からの返事なんてなかった


会えなくてもいいと思ってた

だけど君が消えたその瞬間

僕は挙動不審になってたんだ

君を探して胸の奥締め付けられたんだ



胸の奥の奥の奥の奥、

そこにはいったい何があると言うの

見えないし触れられもしないけど

激しく乱れていて、

痛いのがわかるの



いないのわかるけど

君を探したんだ

色んな所や僕の胸の奥の隅まで



探しているの

僕の時間が終わったとしても

僕を芯から愛してくれた人

泣いているの

どんなに僕が否定しても

僕を心から信じてくれた人



凄く涙が溢れてきたじゃないか

君がいないから


まだ泣いているの

そんなの流しても何も変わらないのに

と思ってた



探しているの

君がもしもういないとしても

君を芯から愛してるから

泣いているの

どんなに君がそれを拒んでも

君を心から信じるから


泣いているの


まだ泣いているの。




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